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実話映画ライオン(LION)-25年目のただいま-の評価・あらすじとネタバレ感想

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 映画ライオンの評価

★★★☆☆

感動する作品です。

ですが、少し映画としては物足りないような気もしてしまう作品でした。

テレビ番組の世界ふしぎ発見ぐらいでやっている内容のような気もしながらもう少し映画としては2転3転するか、登場人物にキャラが欲しかったかな、というところです。

グーグルアースで故郷探しというのは面白いと思います。

映画ライオンあらすじ

少年サルーはインドの貧しい村カンドワで育ちました。

彼は兄のグドゥが大好きで、ある日兄の仕事場についていきますが、途中で疲れて駅のベンチで寝てしまいます。

起きたサルーは兄を探して駅を探しますが、誤って回送電車に乗ってしまいます。

泣けど、叫べど電車は止まらず何日かたって最終的にカルカッタまで行ってしまいます。

カルカッタに頼れる人などいるはずもなく、途方に暮れるサルーは駅で寝泊まりをしますが、人さらいや人買いから逃げながら最終的に孤児院で保護されます。

孤児院での安心した暮らしもそう長くは続きません。ある日サルーをオーストラリアの夫婦スーとジョンの夫妻が引き取る話が来ます。

訳もわからず不安なまま飛行機に乗るサルーでしたが、出迎えてくれた夫婦の温かい歓迎に少しづつ心を開いていきます。

その後サルーはマントッシュ(サルーの後に養子にされた弟)とともに大きく育ち、ホテル経営の大学にまで進むほど立派に成長しました。

大学ではリーシーという女性と出会い付き合います。ある日いつものように友人たちとお酒を飲んでいたとき、インド人の女性が用意した揚げたお菓子を見た時サルーの中で封印されていた記憶が呼び覚まされるのでした。

友人たちに過去の話をするとグーグルアースを使って生まれた村を探すことを提案されます。その日からサルーは自分の生まれた場所を探すことに執着しはじめます。

しかし、生まれた村を探すことに執着するあまり大学もやめてしまい、リーシーや周りの人、家族までも避けるようになります。

結末ラスト

故郷探しは難航し、サルーは荒れた生活をしていたある日、ふと見たことのある駅、道、森、貯水槽を見つけます。

記憶が鮮やかに蘇り、その村がカンドワだと知ります。リーシーや家族に了承をもらってサルーはインドへ向かいます。

しかし、ついた家はすでに母の姿はありませんでした。周りの人に聞くと母の居場所を知っている人がいました。ついに母と妹と対面することができました。

兄のグドゥのことを聞くと彼はサルーがいなくなったその日に列車に轢かれてしまったのでした。

彼は実はサルーではなく、シェルという名前でした。意味は「ライオン」でした。

映画ライオンのネタバレ感想

この映画は実話だということで、やはり実話はいいですね。

感動の話というのはいっぱいありますが、世の中には私たちの知らない奇跡がいっぱい起きているんですね。

今日は映画ライオンのネタバレ感想です。

優秀なカメラワーク

ストーリーに入る前に絶賛させてほしいのがカメラワークです。

本作では5歳のサルーと大人になったサルーの両方が登場しますが、やはり開始30分のサルーの物語がインドの厳しさを物語っており、さらに5歳の男の子がいきなり知らない地へ放り出される不安感をどう描くかが重要でした。

カメラワークが秀逸で、サルーが走るシーン、サルーが迷子になってしまうシーン、で5歳の子供の視点のローアングルでの撮影になっており、私たちもまるでインドで迷子になってしまったような不安感を覚えます。

細かいところですが、こういうところが作品の成否を分けてしまいます。

スーとジョンの人間力

個人的にはサルーの美談よりもスーとジョンの人間性に感動しました。

自ら子供を産む選択肢もありながら「世の中にはまだ不幸な子供がいっぱいいる」ということで養子を選ぶというのは本当にすごいことです。

私も人の親ですので、自分の子供がかわいいのは当たり前で、それは犬畜生にもある本能だと思っていて、自分の子供以外の子供を積極的に育てられるお二人には感動するばかりでした。

いい話だが

いい話です。辛口にすると、もう少しひねりが欲しかったというのが正直なところです。

行方不明になった男の子が自分の生家を見つける、というのは美談なのですが、映画としてもう1回くらいヒネリが欲しかった。

特に兄のグドゥが死んでいたというのが結構キモだなと思ったのですが、「お兄さんは死んだ」「お、、、おう」で終わってしまうのが少しもったいないですね。

あとマントッシュとの関係も少し描き方が粗いように思いました。

探すことをメインにしてしまうと「Google Earthで見つけた。以上」となってしまうのでやはりもう少しオーストラリアでの人間関係を丁寧に描いてほしかったです。

 

サルーのその後

サルーはその後、オーストラリアに戻り、スーとジョンの家業の手伝いをしているそうです。

また、サルーがそうであったようにインドの孤児院の支援もしており、自分のような子供をより不幸から救っているそうです。

また、Google Earthで見つけた、というのが話題になり、Googleでも公演をしたことがあるそうです。

インドの恵まれない子供たちのためにこの映画は役に立っているのですね。

 

最後に

ホラー映画ばかり見ずに時にはこういう映画を見るととんでもなく感動してしまいます。

まるで温泉に入ったあとに水風呂に飛び込むようである意味心臓が止まりそうです。