映画インサイドのあらすじとネタバレ感想【原作「屋敷女」との比較】

インサイド
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 インサイドの評価

★★★☆☆

フレンチホラーの一角でホラーファンの間では知らないものはいない名作「屋敷女」のリメイク作品。

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原作が神がかっているゆえにリメイクの難しさがあると思いますが、個人的には「アリ」な作品だと思います。

もちろん色々な点が原作には及ばないものの、パニック映画としては十分見れる作品になっていると思います。

結局、原作ファンには不評なわけですが、原作はスプラッタ描写が強すぎてホラー映画ファン以外には勧められないデメリットもあるので気軽にパニック映画を楽しむにはちょうどいい映画ではないかと思います。

インサイドのあらすじ

妊婦のサラは検診の帰りに重大な車事故を起こしてしまいます。

この事故で子供は無事だったもののサラは聴力と最愛の夫を失ってしまいます。

あるクリスマスイブの日、サラの家に見知らぬ女がやってきます。女は車が壊れたので電話を貸して欲しいと言いますが、サラは怪しんで断り警察に電話します。

再び眠りについたサラですが、その見知らぬ女は家に侵入しにサラに陣痛促進剤を注視します。

意識を取り戻したサラは女を押しのけバスルームに逃げ込みますが、注射された促進剤のせいで思うように動けません。

その時、隣人のゲイカップルの一人が訪ねてきます。その場は「自分はサラの母だ」と言って切り抜けましたが、ちょうどそこに本当のサラの母親が現れてしまいます。

サラは女と間違い母親を殺してしまい、女は隙をついて隣人の彼を殺しました。

サラはまたバスルームに立てこもると女は隣人のもう一人の男も殺してしまいます。

そして今度は警察官が現れますが、彼らもまた女に殺されてしまいました。

隙をついて家から飛び出したサラは警官の車に乗り込みますが、すかさず女もついてきます。もみ合いになりながら車を発進させましたが、車は電柱にぶつかってしまいます。女は気絶しサラは鍵の開いている近くの民家に逃げ込みます。

結末ラスト

そこではサラを長年監視していた跡がありました。女はサラに正体を明かします。

彼女もかつて妊娠をしていて、サラの起こした事故によって子供を失ったのでした。その復讐と子供を取り戻すためにサラを襲っていたのでした。

サラは逃げ出しシートの張られたプールで二人は対峙します。

そしてシートに穴をあけたサラは二人でプールに落ちます。

力尽きたサラは沈んでいきますが、女は子供を助けるためにサラをプールの上に持ち上げて力尽きます。

生き延びたサラはプールの上で産気づき、女の子を出産するのでした。

インサイドのネタバレ感想

半年前から楽しみにしていた作品がこの映画インサイド。

この作品自体はリメイクで元の映画はかの有名なフレンチホラー「屋敷女」です。

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ちなみに原作の屋敷女もアメリカでの公開は「INSIDE」という名前での公開ですので少しややこしいですね。

はじめて屋敷女を見た時にホラー映画がより好きになったというか、細部までのこだわりや作品や世界観の完成度が完璧すぎて、そのリメイクというのはとても難しいだろうな~という不安と期待を持ってみました。

リメイクものの危うさ

ホラー映画のリメイクといえば、結構怪しいもの多く、最近だと「ハロウィン」なんて見れたものじゃなかったというのが本音の話です。

それぐらい名作だったり、完成された作品を補完するのは難しいんです。

では実際原作と比較して感想を述べていきたいと思います。

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主人公

原作の妊婦サラを演じたのはアリソン・パラディ、リメイクを演じたのはレイチェル・ニコルズです。

レイチェル・ニコルズと言えば、パニック映画P2でもストーカーに追いかけられてひどい目にあっていましたが、この人はこういう役が好きなんですかね(笑)

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個人的にはP2が好きということもありリメイクのレイチェル・ニコルズが好きです。

ラストの殺人女の子供の名前を聞いて「変な名前ね」というのは、いやいやお前が事故で殺したんでしょ、って思いながらも少し底意地の悪さを感じましたが(笑)

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ベアトリス・ダル

殺人女(見知らぬ女)

これは完全に原作を演じたベアトリス・ダルの圧勝でしょう。

リメイクのローラ・ハリングそれなりでしたが、ベアトリス・ダルの怪演には及びませんでした。彼女は殺人鬼とか怪しい女をやらせれば一級ですので仕方ないでしょう。

もう普段からすでに不機嫌そうで顔が怖いですからね(笑)

スプラッタ描写

これも完全に原作の勝ちでしょう。今回はフレンチスプラッターまではリメイクのほうは忠実に再現しなかったというほうが正しいでしょう。

リメイクのほうが出血少な目、そしてラストの妊婦を切り裂く描写もないので素人には見やすい映画となっています。

シナリオの比較

基本的にリメイクは原作を忠実に再現していますが、ラストに向けては少し違います。

原作では警官がゾンビ化している不思議なシーンがあったりとはちゃめちゃしていますが、リメイクではカットされています。

そして何よりラストの結末が違います。

原作では見知らぬ女がサラのお産を助ける形で子供を取り上げますが、リメイクでは最終的にプールからサラを助けることで見知らぬ女は絶命します。

リメイクのほうがアメリカらしいハッピーエンド(実際には友人も母親も死んでいるのでハッピーエンドではないですが)ですが、少し余韻が足りないかなという感じもしています。

個人的にはこれも原作のほうが衝撃度が高かったです。(やはり屋敷女と言えばラストの例の出血ドバーですよね。)

まとめ

原作と比較してきましたが、まとめると個人的にはオリジナル原作のほうが好きですかね。

ただ、原作はパニック映画としてよりもスプラッタ映画のほうがジャンルとしてあっているので少し違うジャンル映画になったとも言えます。そのため、スプラッタが苦手な人はこのインサイドで十分恐怖を体感できる映画になっていると思います。