映画ポラロイドのあらすじとネタバレ感想【写れば死ぬ】

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 評価とキャスト

★★★★☆

気鋭の監督ラース・クレヴバーグのデビュー作とあって、なかなか面白かったです。

作品としてはクラシックなポラロイドカメラを題材にして、シナリオもよく練られている作品です。

オチは読みやすいですが、物語が2点3転していくので飽きることなく鑑賞することができます。

写真に写ると死ぬ、というのは洋画よりも邦画に多そうな題材なのでより日本人にもしっくりくる内容でした。

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キャスト

バード:キャスリン・プレスコット
コナー:タイラー・ヤング
ケイシー:サマンサ・ローガン
謎の老女:グレイス・ザブリスキー
ペンブローク保安官:ミッチ・ピレッジ
ハビエル・ボテット
ケイティ・スティーヴンス
マデリン・ペッチ
ショーナ・マクドナルド

スタッフ

監督 ラース・クレヴバーグ
脚本 ブレア・バトラー
原作 ラース・クレヴバーグ
製作

ロイ・リー
クリス・ベンダー
マイケル・マホニー
製作総指揮

ヨン・アイナル・ハーゲン
ペッテル・オンスタッド・ルーケ
マシュー・シグナー
キース・レヴィン
マリ・ユーン
ジェイク・ワグナー

あらすじ

高校生でカメラが趣味なバードはある日バイト先の友人タイラーから年代物のポラロイドカメラをもらいます。

喜んだバードはお礼に彼の写真をとってあげると、次の日彼は突然死んでしまいます。

その日バードは友人のケイシーに誘われて気乗りしないパーティに参加します。

場になじめないバードは一人でつまらなそうにしていると、ひそかに想いを寄せるコナーに声をかけられます。

友人に頼まれコナーとケイシーたちの写真を例のポラロイドカメラでとったバードはふと写真の陰のようなもの映っていることに気づきます。

それからというもの、写真に写った人間が次々と死んでいく事件が起きます。

そして、その時には必ずポラロイドカメラで撮った写真に影が映っているのでした。

バードはポラロイドに何か秘密があると思い、ポラロイドのケースに入っていた事件の証拠記録を見つけます。

そこには何十年も前にある連続殺人事件が関係していることに気づくのでした。

結末ラスト

ポラロイドに宿っていたのは殺人犯の意識でした。

彼は自分が娘のポルノ写真を撮っており、その真実を知った人たちを殺しては拷問してその様子を撮影していたのでした。

襲われるバードたちは殺人犯の霊の写真を撮り、その写真を焼くことで殺人犯の霊を倒すことに成功します。

バードは最後にポラロイドを海に投げ捨てるのでした。

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ネタバレ感想

ラース・クレヴバーグ監督のデビュー作品であるこの映画ポラロイド。

この監督の名前は知らなくても「チャイルドプレイ」という映画を知っている人は多いはず。

www.horrorxzombi.com

チャイルドプレイのリブートを制作したのがこのラース・クレヴバーグ監督です。

もともと短編で作った映画を長編した本作ポラロイドは今とても勢いのある監督の作品であることは間違いありません。

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ポラロイドの良さ

時は幕末、日本では海外から入ってきたカメラというもので写真を撮ると魂を吸い取られると信じていました。

日本人の頭にはそういった恐怖感が心の奥底に眠っているんですね。

それから100年以上たった今、ありそうでなかった「写真を撮られると死ぬ」という設定がフィルムに現れます。

ただ、幕末と違うのは今の人たちはカメラではなく、スマホで写真を撮るということ。

科学の最先端を行く、スマホという小さなこの箱は毎年新しい機種が出て、1年ごとに電池の消耗とともに買い替えが頻繁に行われる消耗品です。当然そんなものに魂なんて宿るわけもなく、仮にホラーを作ってもチープな感じがするでしょう。

ですが、ポラロイドカメラというクラシックなハードを使用するとあら不思議、たしかになんだか魂というか呪いというか霊が宿っていそうな雰囲気が漂うわけです。

日本には昔から古いものに魂が宿る「付喪神(つくもがみ)」という神様がいますが、なるほどたしかに古いものにはなんだか尊敬と畏怖の念を持ってしまいます。

映画として面白い

そして何より映画として面白かったです。

最近のホラー映画はお化け屋敷映画(音や描写で驚かしていく映画)が多い中で、ちゃんと起承転結があり、ポラロイドに宿る殺人鬼との戦いもしっかりしていました。

ただ、残念な点は画面が終始暗すぎて、何が起きているかわかりずらいということ。

写真の影が次殺す相手のところに移動していく設定ですが、そこも見ずらく、今影がどこにあるのかわからないということも多々ありました。

ただ、全体的にはとても楽しめる作品でした。

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 最後に

ラストでバードはカメラを壊さずに海に投げ捨てました。

映画としては続編を匂わせるようなラストでした。