映画エイリアンVSプレデター2(AVP2)のあらすじとネタバレ感想

AVP2

 エイリアンVSプレデター2の評価

★★★★☆

エイリアンファンであれば特に評価が高くなる作品では?

今回はホラー色が強くなっているので私のようなホラー映画ファンには満足の一作。

しかも、内臓を食い破るシーンもしっかり力が入っています。

一方でそういう描写が苦手な人には注意が必要です。

エイリアンVSプレデター2のあらすじ

宇宙船の中、プレデターの中に救っていたエイリアンの幼体がプレデタリアンとして誕生します。圧倒的な強さで船内のプレデターを殺し、宇宙船はコロラドに墜落します。

コロラドではエイリアンにより行方不明者が多数でることになり、街は大混乱、州兵が出動するまでの事態になります。

事態を知ったプレデターのザ・クリーナー(エイリアンやプレデターの痕跡を消すプロ)は地球にやってきてエイリアンを追います。

刑務所から出たばかりのダラスや弟のリッキーたちは軍人のケリーらとともにエイリアンとプレデターの抗争が大きくって巻き添えをくっている街を出るために車を走らせます。

結末ラスト

エディ保安官たちと逃げていたケリーたちですが、軍が街の中心部に行かせようとすることに違和感を感じ、保安官と別行動することになります。

街の中心部は予想通りエイリアンだらけで全滅しそうになるエディ保安官でしたが、軍が投下した爆弾によりすべてが灰になってしまいます。

ケリーたちは病院から緊急ヘリを使い街を脱出します。しかし、爆発の衝撃で墜落しましたが、州兵により救出されるのでした。

エイリアンVSプレデター2のネタバレ感想

エイリアンとプレデターと言えば、モンスター系映画の人気タイトルでそれがコラボするわけなのでファンにとっては涎が止まらない作品です。

私は特にどちらが好きと言うわけではありませんが、映画好きであればどちらも全作品見ていてもおかしくはないでしょう。

ホラーとして優秀

前作のAVS1はアクション性がとても強く、エイリアンを人間とプレデターが協力して倒すというものでした。

銃撃戦や斬撃など格闘シーンも多くあり、プレデターよりのお話でした。

今作のAVS2はむしろエイリアンよりに視点があり、ホラーとしての面がとても強いです。

暗い画面の中に突然エイリアンが現れ街の人間をどんどん食い散らかしていくのはパニックホラーのほうがジャンルとして近いのではないかと思っています。

スプラッタとして優秀

意外なことに結構人体破壊の描写がかなり多く出てきます。

お決まりのエイリアンのチェストバスター(エイリアンの幼体)は結構リアルに内臓が飛び出しますし、プレデターが人間の首をはねる場面も散見されます。

通常エイリアンの映画でもチェストバスターは一部で結構排水溝とかに連れていかれるケースが多いのですが、殺されるシーンが多く個人的に満足です。

画面の暗さがネック

一方で後半の雨が降っている中での撮影はかなり画面が暗く、ちょっと状況が読みにくいのがネックです。

せっかく細かくエイリアンやプレデターをデザインしているのでもう少し明るくしてあげたほうがいいのかな、と思うのですが、ホラーとしての一面を演出したかったか、「ん?」となってしまいますね。

ちなみに地上波の金曜ロードショーではスプラッタ部分はカット、暗さは光度を上げて放送されたそうです。(WIKIより)

登場人物のチープさ

ここは意見が分かれるところかもしれませんが、登場人物は設定がチープすぎて個人的には笑えました。

窃盗の常習犯でムショから出てきたばかりのコソドロ主人公

田舎の村で最後の最後で選択を誤る警察官

軍隊帰りでお土産が暗視ゴーグルというセンスで娘に嫌われている女

ピザボーイ

彼氏を捨てた翌日に下着姿でピザボーイを誘惑するビッチ

上記が主要メンバーですが、正直ロクなメンバーではありません。

基本的にエイリアンに狩られるためだけの駒もいっぱいいますので適当な設定になっているのでしょう。

成す術もなくどんどん殺されていく展開に心躍り(?)ました。

最後に

今回の作品は前作のような人間との共闘というファンサービスに近いような場面は少なかったです。しかし、その分エイリアンのチェストバスターが多く見られて、子供でも女でも容赦なくチェストバスターするAVP2ぜひご覧ください!