映画青鬼Ver.2.0のあらすじとネタバレ感想・見どころ解説

青鬼Ver.2.0の評価

★★☆☆☆

世間では評価の高い青鬼ver2.0ですが、正直「うーん」という感じですね。

まず、演技の下手さも相まってそれぞれのキャラがいまいちですし、グロさもまだ1のほうがよかったかなと思います。

青鬼の種類が多く増えたのはファンには嬉しかったのかもしれませんが、何も知らない人からすると「だから何?」という感じで正直白ける展開も多くあり残念でした。。。。

青鬼Ver.2.0のあらすじ

ひろしと杏奈はいじめによって最近学校に来なくなってしまったシュンの様子を見に行きました。しかし道中、奇妙な模様をした蝶に誘われ怪物が現われると噂される屋敷<ジェイルハウス>へと引きずり込まれてしまう。

一方、時を同じくしてシュンをいじめていたクラスメイトの卓郎、美香、たけしの3人は動画実況をするため、同じジェイルハウスへと入っていきました。

たけしは恐怖で逃げ帰ろうとしますが、入り口はしまってしまいます。

同じころひろしはこの屋敷で起きていることが以前、シュンに聞いた世界と似ていることに気づきますが、ドアの隙間からは青い鬼がこちらを見ているのでした。

青鬼Ver.2.0のネタバレ感想

青鬼は元々はゲームから派生した作品です。

Ver2.0という題名のとおり前作がありますが、内容は完全に別の話です。

前作でも不評だった作品の一部改善が見られました。

屋敷がパワーアップ

前作のしょぼすぎるジェイルハウスが今回は少しパワーアップしました。

もともと屋敷を逃げ回るはずのゲームにも関わらず同じような部屋をぐるぐる回る前作と違い今回はしっかり場面が変わっていき、迷路を回っているような感覚の構成になっている点は評価できます。

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青鬼がパワーアップ

青鬼がパワーアップして帰ってきています。もともといた青鬼に加えて色々な種類が現れるのは見ていて新鮮でした。

ただ、もう少し迫力があってもいいかなと思いました。

前作より「マシ」と言った作品構成ですが、「いまいち」な点もあります。

何の作品なのか

元々がゲームだというのはあるのですが、どうしてもホラーであることを期待してしまいます。

しかし、前作よりもグロは減少、子供たちが鬼に食べられるシーンは大幅にカットされ、安っぽい友情が追加されます。

アドベンチャーとしてもいまいちだし、鬼にくわれるシーンもいまいちで、結局作品としての方向性は中途半端になってしまいました。

それでも青鬼の1作目はシュンが実は死んでいたというシックスセンスのようなオチがあるからこそ溜飲が下がる思いでしたが、今回は特にヤマもなくモヤっとして終わってしまいました。

最後に

映画としてはB級の映画であることは間違いないです。ゲームをやっている人なら少しは青鬼に愛着がわくのでしょうが、私は少しね、、、、

もう少し青鬼の怖さが引き立つ感じにしてほしかったです。

例えば登場人物を10人くらい出して、順番に餌食になっていくシーンや互いに裏切っていくシーンなどがあるともっと深い作品になるような気がしました。