デビルズ・メタルのあらすじ・ネタバレ
出演: ミロ・コーソーン, ジェームズ・ブレイク, キンバリー・クロスマン, サム・バークレイ, ダニエル・クレスウェル
監督: ジェイソン・レイ・ホーデン
デビルズメタルの評価とあらすじ
85/100点
冴えないメタル少年のブロディは母親の入院で親戚の家に預けられたが、新しい高校のクラスメイトは浮ついた腑抜け野郎ばかり。
瞬く間にスクールカーストの最下層に追いやられた彼は鬱屈した情熱をバンド活動にぶつける日々だ。
そんな中、仲間たちと忍び込んだ伝説のミュージシャンの家で、ブロディは「悪魔を呼び出す禁断の楽譜」を発見。
興味本位でその楽曲をプレイすると、眠っていた悪魔たちが本当に目覚めてしまうのだった…。
(amazonより)
デビルズ・メタルのレビュー・ネタバレ
元々メタルと言う音楽は全然知らないのですが、こんなにグロい音楽なのでしょうか。。。。。
ジャケットから歌詞まで食べてやるだの殺してやるだの呪ってやるだの。。。。。
そういう意味でデスメタルとスプラッタというのはとても相性がいいですね。
本作の主人公はデスメタルが大好きな少年ブロディ。
そして、ブロディ自体はとてもいい子で純粋にメタルが好きな男の子なのですが諸悪の根源はザックという悪友です。
ザックは自分のカセットテープを壊され、コンパスだか三角定規だかで相手を刺したことがあるほどのワルです。
親父の工場を手伝うふりをして盗みばかり働くろくでなしです。
さらには友人の彼女とあっさり寝てしまうクソ野郎です。
(あれはあっさり寝たメディナも尻軽だと思いますが。)
彼らはひょうなことから黒の賛美歌という不思議な楽譜を手に入れます。
ある日大好きな女の子メディナとの仲を従兄弟に邪魔された腹いせに黒の賛美歌を弾くことにしました。
弾くとあら大変、街の大人がみんな悪魔(ゾンビ?)になってしまっているではありませんか。
もうありとあらゆるところから血が飛び出ます。上の口から下の口までありとあらゆる穴から血が吹き出ます。
しかもその量が尋常じゃありません。
もうスプラッタというより、よくわからない映画を見ている気持ちになります。
ここまで血が出るともはや少し笑いが出ます。
ホラーコメディと謳っているだけあり、コメディ要素もだいぶ入っています。
途中ブロディとザックで悪魔とアダルトグッズで戦うシーンもありますが、これはだいぶ笑えました。
その後もデスメタルの格好をしながら悪魔たちと戦うのですが、悪魔たちのメイクがまたかなりイかします。
下手なゾンビものよりもゾンビっぽいというかこのメイクどう見ても悪魔ではないですよね?
でも適度に怖い格好だし、でもなんだか目の周りとか黒いしちょっとデスっぽいかっこいいメイクです。
アクションも適度にスローモーションが入り、いい感じ。
スプラッタと謳っているだけあって本当にいっぱい血がでます。
でも悪魔というぶっ飛んだ設定だからこそ血が飛び散ってもチェーンソーでぶった切ってもそんなに違和感はありません。
デビルズメタルのラスト結末は?
特に最後はお祭り状態ですね。
最後に悪魔のボスのエイロスがザックに乗り移ってしまいます。てか頭被り物しただけでは?笑
悪魔のボスといいつつ特別に強いわけでも特殊な能力があるわけでもなさそう、、、
最終的に5分くらいで瞬殺されます。
デビルズ・メタルの終わりに
終わり方は少し雑でしたが、十分見ておもしろい映画だと思います。
特にスプラッタに抵抗がなければお腹いっぱい飛び散ります。
下品なシモネタやブラックユーモアもいっぱい出てきます。
そういうのが好きなスプラッタホラーコメディ好きにはおすすめの映画です。