製作: マット・ベレンソン 『アイ・フランケンシュタイン』『ファインド・アウト』、
ゲイリー・ルチェッシ『バチカン・テープ』『アンダーワールド 覚醒』
監督: ウィリアム・ブレント・ベル 『デビル・インサイド』『ウェア -破滅-』
【あらすじ】
過去に別れを告げるべく新天地にやってきたグレタ(ローレン・コーハン)は、老夫婦と一緒に生活している8歳の少年の世話係のアルバイトをすることになる。
ところが紹介されたのは子供の人形で、夫妻はブラームスと呼んでかわいがっていた。
さらに人形の世話には、決して破ってはならない10のルールがあったが、グレタは老夫婦が旅行に出掛けた後、そのルールを無視してしまい……。
【レビュー・ネタバレ】
人形ホラーといえば日本ホラーのお家芸ですが、今回は洋画からのエントリーです。
死霊館やチャッキーなど人形ものも多くありますが今回はどんなお話でしょうか。
グレタはシッターのアルバイトを老夫婦の家でやることになりますが、開始5分で衝撃を受けることになります。
シッターの相手はなんと子供の人形なのです。
はじめは何かおふざけなのかわからないまま、とにかく給料がいいので続けることにしたグレタ
確かに私もこんなバイトがあったらおいしいかなと思います。
だって人形だから置いておいても大丈夫だし、給料もいいし、いい話のネタになるかなと思いますよね。
ただし、ブラームスの世話にはいくつかのルールがあります。
1・客人を招いてはならない
2・少年の顔を覆ってはいけない
3・食事は冷蔵庫で保管せよ
4・毎朝7時に起こすこと
5・平日は3時間勉強を教えること
6・音楽を大音量でかけること
7・少年を独りにしてはならない
8・庭のネズミ取りを掃除すること
9・必ず少年に食事を与えること
10・お休みのキスをすること
しかもこれらのルールを破るとおかしなことがおきるのです。
老夫婦がいない間、人形のブラームスの世話をするグレタですが、なんだか見られているような視線を感じます。
人形ですので、そんなはずはないのですが、時に布をかぶせても剥されていたりあたかも人形が自分の意思で動けるようなそんな予感をさせます。
さすがに不気味に思ったグレタはこの家について調べ始めます。
調べた結果この家には昔本当にブラームスという少年がおり、彼は行方不明になっていました。
【ラスト結末の見所は?】
そんなことを過ごしているうちになんとグレタの元夫が乗り込んできます。
彼はDVの常習犯で非常に荒くれ者です。
グレタともめているうちになんと暴力夫がブラームスの人形を壊してしまいました。
お、人形の呪いがはじまるんかな!
そう思っていた瞬間
なんとブラームスは生きていたという衝撃!
しかも大きくなってる!
こいつが壁の中を移動して人形動かしたりグレタを見ていたのです。
【最後にまとめ】
呪いの話かと思いきや、まさかの人間が出てくるパターンの映画でした。
設定に若干の強引感はありながらも、全く予想だにできない展開だったのでこれはこれでアリですね。