(R18)映画NY 心霊捜査官のあらすじとネタバレ感想【心霊捜査官ラルフ・サーキ】

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評価・レビュー

★★★★☆

実在の心霊捜査官ラルフ・サーキ誕生の事件となった悪魔祓いを題材にした作品です。

特殊メイクもしっかり決まっていて、やはり怖いです。

ホラー映画をしっかり見れる人にはおすすめの作品です・

あらすじ

イラクから帰還した3人の兵士は洞窟の奥で”あるもの”を見てから様子が変でした。

NYPDに努めるラルフ・サーキはDVの通報を受け現場に向かっていました。そこには元軍人のジミーとその妻がいます。

妻は顔が腫れ上がり、その場でジミーを逮捕しました。

別の日、ラルフは通報を受けて動物園で自分の子供を檻の周りの堀に投げ捨てた母親を逮捕しました。彼女は猿の檻の前で一心に土を掘っていました。

一連の事件はつながりが無さそうに見えましたが、ラルフはそれぞれ全員イラクのあの洞窟にいた人物であることに気が付きます。

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ネタバレ感想・解説

まず注意したいのがタイトルです。

タイトルからまるでニューヨークにいる心霊捜査官のお話を期待してしまいますが、これは実在した心霊捜査官ラルフ・サーキが心霊捜査官として覚醒する前のお話です。

ですので、作中のラルフ・サーキはまだ霊能力を信じていませんし、自分に特殊な力があることに気づいていません。

ラルフ・サーキとは

ラルフ・サーキは18年間NYPDで働いていました。

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こちらが本物のラルフサーキです。

彼は悪魔祓いを求められるような事件で十字架や聖水を持って現場へ行っていました。

かの有名なエドとロレインウォーレン夫妻と協力することもあったそうです。

エドとロレインウォーレン夫妻は死霊館で有名な人物です。

彼はBeware the Nightという著書を書き、自身の経験を広く人々に伝えています。

この映画NY 心霊捜査官はこの本が元に制作されています。

以上はWikiより抜粋

https://en.wikipedia.org/wiki/Ralph_Sarchie

 アメリカでは大ヒット

アメリカでは有名な人物ということでとてもヒットした作品のようです。

エクソシストや死霊館のような作品が大人気のように悪魔祓いはどの時代でもとても人気がでます。

この作品では特に悪魔の描写が生々しくR18の指定を受けた作品となっています。

R18の理由

R18というと以下が思いつきます。

・残虐な描写

・性的描写

・インモラルな描写

この映画では性的描写はありませんが、呪われたアメリカ兵が自分の足を食べるところなど気持ちの悪い描写もあります。

さらに決定的なのなラルフが深く心に残った事件で、まだ赤ちゃんがゴミ箱に捨てられたり、6歳の女の子が性的暴行を受けた上に殺されてゴミ箱に捨てられているシーンもあり、特に幼児や小児への暴力描写があるためにR18になっているものと思われます。

感想

ジェリーブラッカイマーが製作に入っている時点である程度のクオリティが担保されているのは当然でしょう。

その分安心して見れる作品になっています。

一方で、タイトルからラルフが悪魔祓いを率先してやるのかと思いきや基本的にはメンドーサ神父が中心に悪魔祓いは行われるのでその点だけ少し期待外れでした。

最後に

エクソシストなど悪魔祓い系のホラーは外れが少ないです。

そういったホラー映画が好きな方には安心して見れる作品になっています。