なぜ私はスプラッター映画やグロ映画に惹かれるのか

このブログはホラー映画やグロ映画を中心にレビューしているブログです。

小さい頃から映画大好きで、特に洋画のハリウッドものは大好きで、スパイダーマンなんか大好きなキャラクターです。

それでも今このブログで刻々と勝手に(?)語っているのはホラー映画、特にスプラッター映画やグロ映画が多いのです。

ちなみにこの前4年ぶりに映画館に見に行った映画は「KUSO」という作品で、もうとにかく、アレな作品です。

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一般的なこの手の映画はアングラ系というか、あまり認められた領域ではないですが、今日はそんな私がなぜスプラッターやグロ映画にハマっていったのかを書いていきます。

初めてハマった映画はSAW

私は新入社員のころはそれはそれはツラい時代でした。イヤな上司、膨大な仕事量、わがままなクライアントに挟まれ、身も心もボロボロの時期がありました。

私が働いていた監査法人という場所は、新人が最も雑務が多く、責任もあり、仕事も無茶ぶりが多いという習慣がありました。

月曜日から土曜日まで朝から晩まで働いていた私にとって、一日に休まる時間は寝る前の1時間半だけでした。

夜疲れて帰って見た映画SAWに衝撃を受けました。

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SAWは一言で言えば、映画内でジグソウというサイコパスが一般人に生き残りをかけたゲームを仕掛ける話です。その残酷な描写に当時はかなりの注目を浴びました。

SAWを見た時に仕事でクラクラだった頭をトンカチで殴られたようにスッキリしたことを覚えています。まるでアドレナリンが全開になって、走り出したくなる気持ちです。

今でも彼(ジグソウ)のラストのセリフは心に残っています。

Most people are so ungrateful to be alive, but not you.Not any more.

(多くの人が生きていることに感謝していない。でもこれからの君は違う)

ジグソウの仕掛けるゲームに生き残ったものは身体的拷問を受けますが、「生きたい」と本気で願うまでに至ります。

あ~自分はここまではまだ落ちてないな、となんか思ってしまったわけです。

無理やり注射針の山に落とされたり、

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自分で自分の足を切り落とさないといけない状況にもまだなっていないんです。

私の小さな悩みというのは彼らが直面している悩みや問題に比べれば大したことはないのです。

上司が怖い、仕事が終わらない、クライアントに叱られると言ったことでへこんでいた自分が恥ずかしいです。

画面を通した先では、必死に自分の頭の中にあるカギを取ろうとしている人もいなければ

末期がんを治すように、ショットガンのネックレスを巻き付けられているわけでもないわけです。

精神的に救ってくれたグロ映画たち

正直、あのころ鬱一歩手前まで行っていたのかもしれません。

ボロ雑巾だったような私に生きる希望をくれたのは親愛なる隣人スパイダーマンではなく、アドレナリンを放出してくれていたスプラッター映画やグロ映画たちでした。

もう一つ思い出深い作品と言えば、イーライ・ロス監督の「グリーン・インフェルノ」です。

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六本木にある会社の日本で初めてやるという大変なプロジェクトをやっていたころ、家に書類を持ち帰って整理しながら、この映画を見ました。

当時「仕事つまらないな~つらいな~やめたいな~」と思いながら負のオーラで仕事をしてましたが、この映画を見てそんなウジウジ考えるのはやめようと思いました。

私は彼らに比べれば全く自由でした。

いつだって今の状況を抜け出せるし、今すぐ好きなことをやることだってできるんだと。

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画面の向こうではとらわれの身でいつ食べられてしまうかわからないような彼らに比べれば自分はなんて自由なんだろうと。

その時はやりたいこともなかったので、仕事にとにかく打ち込みました。

そして、その後何年かして転職もしました。

グロ映画は私にとって勇気の証なのです。

まとめてみると

もし、人生で悩みがある人ほどスプラッタやグロ映画を見てほしいですね。

恋人に振られた、上司とうまくいかない、仕事がつらいなど人によって悩みは様々ですが、きっとグロ映画があなたを助けてくれる(?)かもしれません。

無残に切り刻まれる人や、残酷な方法で死にゆく人たちを見て興奮する変態野郎なのかもしれませんが、こんなに複雑な世の中ですから、切り刻むものと切り刻まれるものがいる。これぐらい単純な世界に憧れてもいいじゃないです。

そこから生じるアドレナリンで私は今でもこの世の中を走り続けています。

紛れもなく、SAWを見た日から私自身が感じています。

Most people are so ungrateful to be alive, but not you.Not any more.