インドネシア初のゴア映画マカブル永遠の血族です。監督のモーブラザーズは北村一輝出演でも話題になったキラーズの監督でもあります。※本作品は大変残酷な描写を含みます
キャスト
ダラ…館の女主人。すでに100年以上生きており、人を食べてはその若さを保っている
マヤ…ダラの娘。人の心に付け込んで、人を館に誘い込む。
アルマン…ダラの息子、太っているほう。
アダム…ダラの息子、イケメン。マヤの兄であり、ラディアに執着している。
ラディア…ウェイトレス。両親が死んだせいで兄に怒っている。
アラム…ラディアに惚れている。一番初めにアルマンにチェーンソーでバラバラにされる。
アジ…ラディアの兄、アストリッドの旦那
アストリッド…妊婦でアジの妻。
ジミー…ラディアの友人、アダムに森の中で殺される
あらすじ
ラディアと友人たちは兄のラジとその妻アストリッドを空港に送っていくために車を走らせていました。未知の途中、雨の中をマヤという若い女性が立っており、彼女を家まで送っていくとにします。
彼女は母親のダラを紹介するとダラはぜひお礼にご飯を食べていってほしいをラディアたちに言います。
アストリッドは妊婦のためラジとともに客間で休みことにし、ラディアたちはダラの息子のアルマンやアダムらと食事をとりました。豪華な食事やワインに舌鼓みする彼らですがいつしか気を失ってしまいます。
アルマンたちは彼らを地下の部屋に連れて行くと一人づつチェーンソーで解体しだすのでした。彼らは人を食べることで永遠に近い若さと命を得ているのでした。
ラディアは一瞬のスキをついてアルマンから逃げ出します。しかし、アダムやマヤも正体を現し襲ってくるのでした。
ネタバレ感想
インドネシア初のスプラッタ映画です。監督のモーブラザーズといえば、映画キラーズやヘッドショットなどとても注目されている監督です。
その名に恥じない、ゴア描写の数々はスプラッタ好きをうならせる映画であるといえます。ところどころ悪魔のいけにえに影響を受けている節が見えました。路上にたたずむ女性、チェーンソーでの解体と格闘はまさにモーブラザーズ自身が崇拝する映画としての悪魔のいけにえそのものでした。
そして、食人を行っているダラたちですが食人族やグリーンインフェルノというような原始人のようなものではなく、どちらかと言えばバンパイアのような少し高貴で人間離れしたようなところがある血統を感じるところはまた食人族のような恐怖とは別のホラー作品として秀逸です。特に女主人のダラはお見事できれいな中に、ロボットのような表情のない感じは(女優さんの素なのか?)映画をワンランク上の作品に仕上げています。