精神異常者。
普通に生活しているとそんなに接点もないと思いますが、映画の中ではいっぱい出てきます。
今日はそんなキチガイさん(禁句ですね;)たちが出てきて出演者を恐怖のどん底に叩き起こす、そんな映画を紹介していきたいと思います。
(以下往々にしてネタバレがあるので注意してみてください。)
ハイテンション
【あらすじ】
マリー(セシル・ドゥ・フランス)は試験勉強のため、親友のアレックス(マイウェン)と一緒に彼女の実家を訪れた。その晩突然玄関のドアベルが鳴り、マリーは父親(アンドレイ・フィンティ)がいきなり男(フィリップ・ナオン)に刃物で斬りつけられるのを目撃。彼女は慌てて自分の痕跡を消し、ベッドの下に隠れるが……。
【見どころ】
(グロ描写があります)
以前、紹介したハイテンションはまさに精神異常者のお話。
大事なところはネタバレしないようにしますが、スタートは精神病院で「話し始めて」というセリフから始まります。
寝ていると突然殺人鬼が入ってきて、一家を惨殺して去っていきます。
おいおい、こんなやつちゃんと精神病棟につないどけよな、、、、と思ったらまさかの展開に、、、
なるほどはじめと最後はそうなりますか、という感じ。
スプラッターの要素も多分にあるため閲覧については注意が必要です。
ミザリー
【あらすじ】
雪山で事故に遭遇したベストセラー作家を助け出したNo.1ファン。身動きの取れない作家は彼女のロッジで看護を受けるが、次第に彼女の狂気が浮かび上がってくる。「恐怖のメロディ」に代表される、あぶないファン心理をついた作品の中では、主人公とファンの間に“作品”という媒体を通して、恐怖シーンを始めとしたストーリーを展開させてある所がポイント。
【見どころ】
ある日助けてもらった人に感謝できない日がくるとはだれも思わないだろう。
スティーブンキングは特に残虐なシーンや設定を作らなくても人間の持つ執念だけで十分怖い作品を作ることができます。
本作ミザリーはストーカーのお話。身動きが取れない自分を献身的に介護してくれている人が自分のストーカーで、自分を監禁していたら、、、、、
通常監禁といえば女性を監禁するケースが多いと思いますが、本作では女性が男性を監禁します。しかも女性といってもおばちゃんです。
このおばちゃんの演技を見るだけでも十分価値があります。
エスター
【あらすじ】
赤ん坊を死産した夫婦は、エスターという一人の少女を養子に迎え入れましたが、引き取ったその後、エスターの本性に気付き始めた妻のケイトは夫のジョンたちにそれを知らせようとするが、彼女の警告は聞き入れられないまま時間が過ぎていく…。果たしてエスターは何者なのか、、、、
【見どころ】
結構有名な作品になってしまいましたが、初め見たときは衝撃的でした。
天才子役っているんですね。
エスターは本当に不気味です。ちょっとした違和感を感じながらも彼女がする寄行に「まあ事故、、、かも?」という自分へ納得させながら物語りは進んでいきます。
最後は、なるほどそういうことだったのかスッキリします。
異常者の子供の正体は何なのか、、、
ドントブリーズ
【あらすじ】
街を出るための資金が必要なロッキーは、恋人マニー、友人アレックスと共に、大金を持っているといううわさの目の見えない老人の家に忍び込む。だが、老人(スティーヴン・ラング)は、驚異的な聴覚を武器に彼らを追い詰める。明かりを消され屋敷に閉じ込められた若者たちは、息を殺して脱出を図るが……。
【見どころ】
ホラーですが、化け物やお化けは出てきません。グロもありません。
ある家に侵入するのですが、侵入者はそこらへんにいるお金が欲しい若者。
異常者はこの家の老人です。この老人はクセモノですのでその点だけご注意を!(キモいです)
この異常老人と部屋で追いかけっこをしているかのようなそういう体験ができます。
この映画を見るときは部屋を暗くして、1人で静かな部屋で見てくださいね。
もう次回作の話もあるそうですので、近いうちに地上波でやりそうですね。
ノックノック
【あらすじ】
家族を大事にし、幸せな日々を過ごしてきたエヴァン(キアヌ・リーヴス)。週末の夜、仕事の都合で妻子のいない家で留守番をしていると、ドアをノックする音が聞こえる。ドアを開けた彼の目に飛び込んだのは、雨に濡れたジェネシス(ロレンツァ・イッツォ)、ベル(アナ・デ・アルマス)という二人の美女。道に迷ってしまったという彼女たちを家に入れたエヴァンだが、そのなまめかしい魅力に惑わされていく。ついに誘惑に負けて快楽に浸るものの、突如として二人は凶暴な本性をあらわにする。
【見どころ】
異常者は常におっかない見た目をしているとは限りません。
時にセクシーな若い女の子の恰好をして 、雨の日にぴちぴちなTシャツ姿で来ることだってあります。
ああ、うらやましいな~と思ったあなた。のちにキアヌリーブスが味わう屈辱を知れば衝撃を受けますよ。
R15ですし、結構胸糞悪い映画でもあるので見る方はご用心を!
こちらでレビューもしています。
シャッターアイランド
【あらすじ】
精神を病んだ犯罪者の収容施設がある孤島、シャッター アイランド。厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消す。孤島で起きた不可解な失踪(しっそう)事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は、この孤島の怪しさに気付き始める……。
【見どころ】
精神病棟のある孤島で行方不明者が出る。
ディカプリオ扮する刑事は行方不明者の行方を捜すが、最後は驚愕の真実が現れる。
精神病棟なのでいろいろな精神異常者がいっぱい出てきます。
さて、犯人はだれなのか。精神異常で犯罪を犯している人間はだれなのかという謎にまっこから向き合ってみてください。
今回選んだ作品の中ではミステリー要素が強いので一番万人受けする映画だと思います。
精神異常者が出てくる映画の最後に
精神異常者は自分の近くにいるとこんなにおそろしいことはありません。
もちろん精神異常者が出てくるからといって全員が悪役なわけではありません。
ただ、サイコパスという言葉があるくらい常人には理解できない心の闇を持った人は世の中にはいます。
そんな人たちと映画の中だけで出会えるのであれば、なんとも非日常の体験ができると思います。