スプラッター映画=「 殺害シーンにおける生々しい描写に特徴のある、映画の様式のひとつ」
もう少し、定義すると一般的に言われるスプラッター映画のうち、人間同士の殺害シーンで生々しい殺害描写を含むものをスプラッター映画と定義します(勝手に私が)
ちなみに悪魔だったり、お化けだったり、モンスターだったりが残酷に人を殺してもそれは個人的にスプラッターから外しています。
そんなスプラッター映画のうち、見ごたえがあるものおすすめベスト11作品をランキング形式で紹介します。
ベスト1位 屋敷女
【おすすめポイント】
フレンチスプラッタの名作がこの屋敷女。
女性同士が殺しあうというシンプルな設定ながら屋敷女を演じる女優が魅せる怪しい雰囲気と狂気が見るものを釘付けにします!
特にふんだんな予算で贅沢にじっくり取り上げたスプラッタ描写は細かいところまでしっかり作られています。
DVDによるコメンタリーが映画を理解するのに役立ちますのでDVDでぜひご覧ください!
ランキングは2位 ハイテンション
【おすすめポイント】
フレンチスプラッタの続いての名作がこのハイテンション。
殺人鬼が突然家に侵入して来て、一家を惨殺。連れ去られた友達を助けるために一家に遊びに来ていたマリーは犯人を追跡します。
犯人が臭そうなおっさんですが、こいつがほとんど喋らないで殺戮を尽くしますのでハラハラドキドキすます。
単なるスプラッタだけでなく、ラストのどんでん返しにも度肝を抜かれ、SAWを彷彿とさせるラストにも期待です。
ベスト3入り!3位 テリファー
【おすすめポイント】
ピエロは怖い。
文字通り恐怖を運ぶ存在の、そのピエロに遭遇すると切り刻まれることこの上ありません。不敵な笑みを浮かべるそのピエロが1時間半とにかく人を切り刻みます。
出会った瞬間にジエンドです。
特に顔面破壊の描写は見ごたえがあります。また、逆さに吊るされた女性が、、、あとは見てからのお楽しみです。
邦画ベスト!4位 グロテスク
【おすすめポイント】
日本からもスプラッタは出ます。
本作の犯人は昔から人の愛に飢えていて、あるカップルを拉致します。
名前の通り、とにかくスプラッタ描写がすごいのですが、それ以上に物語としてとても残酷です。
人によってはかなり嫌悪感を覚える作品だと思います。
ヒロインは長澤つぐみで元AV女優が体当たりの性描写を演じます。
邦画名作5位 オーディション
【おすすめポイント】
海外で評価されるスプラッタ映画といえばこのオーディションでしょう。
主演の椎名英姫さんは海外ホラーで知らない人はいないほどの有名人。日本ではほとんど無名ですが、フランスの一部のファンには大人気で、DVDなんかも海外で売られています。
物語はオーディションで女性を物色しようとするけしからん男の話なのですが、目を付けた子がとんでもないサイコパスだという展開。
非常に奇麗な女の子が豹変し、キリキリキリキリ、と身体を切断していく描写は目に焼き付きます。
隠れた鬼畜作品 6位インブレッド
【おすすめポイント】
鬼畜な村人と言えば彼らでしょう。
通常サイコパスが村にいる場合は一人紛れているのですが、この村では村人全員イカれています。
そんな村に立ち寄ったら一目散に逃げるのが正解です。
スプラッタを残酷にかつコミカルに描く不謹慎な映画ですが、どこかクスっと笑いたくなります。(実際の描写は笑えないですが)
リメイクもある7位マーターズ
【おすすめポイント】
またまたフランス映画です。やはりスプラッタと言えばフランスでしょうか。
マーターズは殉教者という意味で、死後の世界を見るためにとにかく人間を痛めつける、という悪趣味なお話です。
なぜ痛みつけると死後の世界が見えるか意味がわかりませんが、殉教者は若い女性で、痛めつけ方よりも最後の全身の皮を剥ぐシーンが強烈すぎます。
ちなみにハリウッドでもリメイクされていますが、断然原作のほうがいいですので、ぜひこちらを見てください。
全ておすすめ8位 SAWシリーズ
【おすすめポイント】
SAWシリーズはスリラーとしての作品の代表格ですが、スプラッターとしても見れる作品です。
もともとSAWでは生き残るために自分の身体を一部傷つけるというぐらいのシーンが多かったのですが、SAWの後半のシリーズであるシーズン3以降はとにかく残酷な描写が多く、いかに残酷なゲームで人を殺すかに焦点があるような作品になっています。
私自身、若い時にSAWの1がスリラーとして面白かったからその後のシーズンをすべて見て、結果的にスプラッタに目覚めてしまったのです。
そんな経験をしている人も多いはずです。
食人スプラッタと言えば 9位グリーンインフェルノ
【おすすめポイント】
イーライロス監督が食人族をリメイクした作品。
スプラッタ描写と環境保護という偽善にするどく批判をなげかけるショッキングな作品。
人間の汚い部分や見たくない部分をまざまざと見せつけられる極限状態で見ている者を恐怖に叩き込みます。
彼らはサイコパスではないですが、ある今通常の社会にあるはずのモラルが一切なく、人間を家畜と同列に置きます。
それは私たちからすればサイコパスと同じ。
人が人を食べるなんて異常犯罪以外ありませんから。
ご飯が食べられなくなります。
関連作品多し10位 テキサスチェーンソー
【おすすめポイント】
レザーフェイスという異常者が旅行者を襲うパニックムービーです。
レザーフェイス自体はもう超有名な殺人鬼なのでいくつも作品が出ています。
文字通り大柄の大男がチェーンソー振り回せいておいかけてくるというとんでもない作品で、とにかく相手を切り刻む激しいスプラッタです。
余談ですが、若い頃はこういう わーきゃーうぎゃーというスプラッタが好きだったのですが、最近はオーディションのような可愛い子がニコッと足を切り落とすほうが好きになってきました。
先日このレザーフェイス誕生を描いた作品も公開されました。
好きな方はぜひチェックです!
第11位 邦画スプラッタ原点 死霊の罠
【おすすめポイント】
1988年という古さながらいまだに多くのファンを魅了する隠れた名作です。
海外映画の先駆けとなるグロさと、日本特有のいい意味で不気味な世界観がうまくマッチして、見る人間を何度もワクワクさせます。
匠の映画12位 パーフェクトトラップ
【おすすめポイント】
ワナオトコという作品の続編です。
前作では洋館の罠を掻い潜る話でしたが、本作もそのベースは抑えつつ、かなりスプラッタ描写をパワーアップして再登場です。
特に冒頭のクラブでのフロアを一掃する脱穀機?のようなもので人間をバラバラのミンチにするあの描写はスプラッタ史に残る規模でしょう。
その後も、連れ去られた先で洋館にまたまた潜り込むのですが、それがエイリアンの要塞では?と疑いたくなるくらい色んな仕掛けとコレクションが並んでおり、不気味の一言。
しかも監禁されている人たちがとにかく恐怖のせいか麻薬のせいか頭が完全におかしくなっているので、それも不気味!
個人的に好きな作品なのでグロが大丈夫でパニックものが好きならぜひおすすめする作品です。
おすすめスプラッタ映画ランキングの最後に
いかがでしたでしょうか。
サイコパスはあなたの身近にいるかもしれないということを、考えだすと夜も寝られなくなってしまいますね!
特にフレンチスプラッタとアメリカンスプラッタ、ジャパニーズスプラッタはテイストがそれぞれ違いますのでそれぞれの味を噛み締めながら見ると、また違う楽しさがあります。