ゾンビランドの評価
★★★★★
ゾンビ映画かつコメディ映画としても最高の出来です。
ゾンビが苦手な人でもクスッと笑ってしまう部分もありながら、憎めないキャラクター本格的なゾンビのバランスがすばらしい誰にでもおすすめできるゾンビ映画です。
ゾンビランドのキャスト
タラハシー – ウディ・ハレルソン(山路和弘)
コロンバス – ジェシー・アイゼンバーグ(小川輝晃)
リトルロック – アビゲイル・ブレスリン(伊藤静)
ウィチタ – エマ・ストーン(甲斐田裕子)
コロンバスの隣人(406号) – アンバー・ハード
ガソリンスタンドのオーナー – マイク・ホワイト
ビル・マーレイ(本人役)(安原義人)
特に若き日のエマストーンが見れるのが最高ですね。
いまやアカデミー女優の彼女がまだこんなB級ゾンビコメディに出ているなんて!!
ゾンビランドのあらすじ
ゾンビウイルスに犯されてから数か月。地球上は人食いゾンビで埋め尽くされ、アメリカはまさに「ゾンビランド」となっていた。
大学生のコロンバスは、テキサス州ガーランドに住んでいる生き残り。彼は臆病で胃腸が弱く、引きこもりで友達もいないネットゲームおたくの彼は「ゾンビの世界で生き残るための32のルール」を作り、それを慎重に実践して生き延びてきた。
彼は両親の住むオハイオ州コロンバスへと向かう旅の途中、屈強な腕力といかれた脳みそでゾンビ地獄を生き延びてきたワイルドな男タラハシーと出会い、彼の車に同乗させてもらう。
タラハシーは過去の辛い経験からゾンビを心底憎み、それらを駆逐することに異様なまでの執念を抱いていた。
タラハシーが好物の菓子トゥインキーを探している最中、2人は廃墟と化した大型スーパーで、迫りくるゾンビ軍団を倒しながら、ウィチタとリトル・ロックと名乗る姉妹と出会う。
プロの詐欺師の彼女たちは、妹がゾンビに噛まれたと偽って、一度はコロンバスとタラハシーの武器と車を奪い逃亡するが、生き延びるために行動を共にする。
コロンバスは、ウィチタからオハイオがすでに壊滅状態であることを知らされ、実家に戻ることをあきらめ、3人と旅を続ける。
4人の目的地はロゾンビがいないと言われる遊園地パシフィック・プレイランド。そこにはゾンビがいないと噂されており、彼らはその噂にかすかな望みをかけたのだった。
途中、彼らはビバリーヒルズの高級住宅街にあるハリウッド・スターの豪邸を物色し、楽しい数日を過ごした。
4人の友情は深まっていったかに見えたが、彼女たちは突然姿を消してしまい、二人だけでパシフィック・プレイランドに向かうのだった。
彼らはあわてて彼らを追いかけるが、遊園地はすでにゾンビだらけであり、二人を足す変えるために奔走する。
映画ゾンビランドのネタバレ感想
ゾンビ映画としては亜流なのかもしれません。コメディ路線のゾンビ映画です。
ショーンオブザデッドなど、コメディ路線のゾンビ映画を作った黄金時代の作品であり、ハリウッドが作ったものとしてはかなりの良作だと思っています。
当時デビューしたてのエマ・ストーンを見られる貴重な作品でもあります。
すでにこのときにありえない輝きを放っています。
絶妙なコメディ
ハリウッドでゾンビコメディのさきがけとなった作品だと思っています。
特にゾンビ映画はあまりツタヤのランキングなどで上位に上がることはないのですが、当時習慣ランキング1位をとってツタヤの棚に多くのゾンビランドのケースが陳列されていたのを今でも思い出します。
この手のゾンビ映画ではお決まりになっていますが、オタク&筋肉バカという構図を作ったのもこの作品なのではないでしょうか。
コロンバスのオタク度とタラハシーのイカれ度がマッチして甘じょっぱい私好みの味になっています。
映画ゾンビランドの最後に
ゾンビというジャンルが改めて好きになる一作。世紀末の世界において最低限のモラルで好きなことをしまくるこの自由さがとてもいいんですよね。
途中のシーンでお店でとにかく商品を壊したりするシーンなんかは、文明がまだ残っている私たちの世界ではできないことなのでうらやましささえ出てきます。
ちなみに本作を見た人はぜひウォーキングゾンビランドもご覧ください。
パロディーの素晴らしく笑える話です。
イカれているタラハシーがパロディではマトモになってるのがこれはこれで皮肉が効いてて笑えます。