AVN エイリアンVSニンジャのキャストと評価
【キャスト】
三元雅芸、柏原収史、土平ドンペイ、肘井美佳
【スタッフ】
監督・脚本:千葉誠治、アクション監督:下村勇二、特殊メイク・造形:梅沢壮一
評価:70/100点
AVN エイリアンVSニンジャのあらすじ
時は戦国時代。
忍者もどの武将につくかが問題であったころ、伊賀の下忍である耶麻汰(三元雅芸)は、任務である戦いを終えた後、火に包まれた物体が地上に落下していくのを目撃する。
里に戻った耶麻汰は、里の長から「火の玉」の調査を命じら、陣内(柏原収史)、寝隅(土平ドンペイ)、凛林(肘井美佳)とともに火の塊が落ちたと予測した場所へ向かった。
そこでは攻撃の跡らしき物が木に刻まれていたが、人間の仕業とも考えられない様な物があり、少年がおびえながら隠れていた。彼によると村がエイリアンによって壊滅させられたという話をした。
すると突然、仲間達が地中に引きずりこまれ始めた。次々と仲間がやられる中で、残ったメンバーで急いで円陣を組み、敵に備えるが姿は見えない。
木と木の間を飛び回るその姿はトカゲの様なモンスターが見える。一度撤退しようと考える彼らだが、仲間の仇を打つために彼らを追跡する。
一方、先程地中に引きずり込まれ、半殺しにされた者は、謎の生物が鼻から侵入、寄生されようとする所であった。
耶麻汰は皆を殺した化け物から逃げて居ちゃいけないと諭し、一緒に化け物を倒すための罠を作る。
夜になり、気が付くと寝隅の前に化け物が。
引き付けて罠にかけるが、すり抜けた化け物と皆で戦いになる。
切ってもどうやらつなぎ合わせて再生してしまうらしく、仲間も殺されてしまう。
一方、凛林は、色ボケ状態のエイリアンに胸を狙われ、怒りで陣内と連携し、エイリアンの股間を串刺しにする。
安心した矢先、陣内がエイリアンの尾っぽに包まれ連れ去られてしまった。
探しに行こうと闘志を燃やす中、陣内は神社で足から吊るされている状態で目を覚ます。
しかし、周りには腹を食い破られた仲間達の死体が散らばっていた。
自分の喉にも何かが動く違和感があり苦しむ陣内。
1人里に戻ってきた寝隅だが、あたりは食い千切られたかの様な死体の数々。
そしてエイリアンが襲ってきて逃げた寝隅は、陣内が捕らわれていた神社の前で耶麻汰達と再び合流した。
しかし、怯える中で再び現れたエイリアンによって首をはねられ殺されてしまう。
怒った耶麻汰は、エイリアンに陣内の居場所を問うと、神社の前に陣内含めた仲間達が整列していた。
様子がおかしい事に気が付いた耶麻汰は、エイリアンが何かした事に勘付く。
戦う中で、寄生した幼体が出てきたのを見た耶麻汰と凛林は、皆の喉から寄生体を引きずり出す。
その後、同じく刀を構えたエイリアンと戦い、やがて羽根を生やして空へと逃げるエイリアンにしがみつきながら追う。
死闘を繰り広げた耶麻汰は、少年と共に正気を取り戻した陣内と、凛林の待つ場所に戻った。
勝利に喜ぶ彼らだが、少年が懐に幼体を隠していることを言えないでいるのだった。
AVN エイリアンVSニンジャのネタバレ感想
ヘルドライバー同様SUSHI TYPHOONのプロジェクトの一つの作品です。
やはり外人と言えば忍者が好きなんですかね。
でも外人が忍者を作るよりも日本人が作るほうがうまく作れるんでしょうね。
素晴らしいアクション
日本映画に珍しくアクションが素晴らしいです。
もちろんB級映画としては、という話ではあるのですが、ハリウッドのような素早い動きというよりはなんというか殺陣をものすごくしっかりやって感じなんです。
内容がばかばかしいし、設定もザルな中では圧倒的にアクションが光る感じなので最後まで見てしまうんです。
刀をこんなに正しく使えるのはやはり日本人だからでしょう。
あとは全部チープ
アクションを除いてあとは全てチープです。
同じレーベルのヘルドライバーに比べると設定や、世界観、シナリオ、敵キャラすべてチープです。
セリフにしても下手にしゃべりすぎてどうもへたくそ度が露呈している感じですね。
特にエイリアンはひどいです。
特撮のウルトラマンの敵キャラのほうがまだマシという残念さ。
なぜエイリアンはあんなハリボテみたくなってしまったのか。
また、幼体はなぜあんなゴム人形みたくなってしまったのか。
忍者のコスチュームとかにお金と時間をかけすぎてそっちに時間をかけられなかったのか。
AVN エイリアンVSニンジャの最後に
思ったよりはアクションがよかったので見た甲斐があったかなというところ。
しかし、結局はチープな感じであるのは間違いないので、万人には勧められないところ。
とにかく出てくる人間がエイリアンによって雑にバラバラにされて、血が噴き出るし、内臓は飛び出るので、そこらへんに耐性がある方だけご覧ください。
同じレーベルのヘルドライバーもどうぞ。