バイオハザード ヴェンデッタ
バイオハザードヴェンデッタのキャスト・評価
<あらすじ>
対バイオテロ組織「BSAA」のクリス・レッドフィールドは、国際指名手配犯であるグレン・アリアスを追っていたが目前で逃してしまう。
一方、元ラクーン市警「S.T.A.R.S.」の一員レベッカ・チェンバースは、ある不可解な事件の調査に大学教授として携わっていたが、突如研究所が襲撃され、死の危険にさらされてしまう。
大統領直轄のエージェント組織「DSO」所属のレオン・S・ケネディと再会を果たしたクリスは、アリアスの真の目的が「バイオテロ」だと掴み、それを阻止すべく共にニューヨークへと向かうのであった。
<キャスト>
クリス・レッドフィールド:ケビン・ドーマン(東地宏樹)
レオン・S・ケネディ:マシュー・マーサー(森川智之)
レベッカ・チェンバース:エリン・カーヒル(小清水亜美)
グレン・アリアス:ジョン・デミータ(桐本拓哉)
ディエゴ・ゴメス:フレッド・タタショア(大友龍三郎)
マリア・ゴメス:クリスティーナ・ヴィー(大原さやか)
D・C:アリフ・S・キンチェン(藤井隼)
ダミアン:アーニー・パントジャ(相沢まさき)
ナディア:カリ・ウォールグレン(戸松遥)
パトリシオ:アレクサンダー・ポーリンズキー(白鳥哲)
公園の女性:堀未央奈(乃木坂46)
評価 85/100点
バイオハザードヴェンデッタのネタバレレビュー・感想
バイオハザードベンデッタ見ました。
まず一つ言わせてくださいレオンが不細工すぎます、、、、
動きもかっこいいしアクションもすごい!リアル感もあるし声もハスキーだし、セリフもそれなりにかっこついてます。でも髭面、しかも不潔だし、目は小さくて、とても二枚目という感じではない。
うーん、ジャケットは暗がりな感じだからわかりづらかったのか、動くとだめなんですよね。これはバイオハザードファンに対する喧嘩売ってるとしか思えませんね。
もっと言うとクリスとレオンは顔が似すぎています。特に目がそっくりです。
レオンとクリスといえばレオンはおしゃれ、オンナを泣かし女に泣かされる男、クリスはアサルトライフル大好き、筋肉マッチョで格闘でよく敵を倒してました。クリスはこの顔でオッケーです。
むしろ一番かっこいいのは敵のキャラクターアリアスだなんて信じられません。
いきなりビジュアルで遅れを取ってしまったこの映画ですが、ゾンビ映画としては結構面白いと思います。正確には映画としては面白いと思います。
最近の BOW ばかり出てくる巨大化したゾンビや改造されたゾンビばかり出てくるものには飽き飽きしてたので。
初心に帰ってオーソドックスな感染したゾンビが出てくるシンプルな映画です。
まあ顔はいまいちですがレオンとクリスが一緒に出てくるなんてバイオハザード6で 話としてとてもわくわくします。実際に話の時系列的には6の続きとのこと。
改めて思いますがゾンビ映画はやはり内容はシンプルな方がいいですね。
ウイルスをまいて人が感染して人を襲ってそれをヒーローが救いにくる。
こういう単純な構図が実は一番受けるのです。
今回は特に敵のボスが ゾンビ化することなく単に格闘の上しんでしまうという話でしたが、まあこれはこれでありなのかもしれません。
強いて注文を付けるとしたら、ニューヨークの街がゾンビになったことを機に、ニューヨークの街をゾンビの大群が襲うという光景を見たかったです。イメージとしてはバイオ6のレオン編みたいな奴はぜひCGアニメで見たいですね。
いまいちな点として、今回はパニックとしての要素が足りませんでした。研究所が襲われた時も結局博士が一人で逃げることになりましたが特に困難が待ち受けることもなかったですね。
そういう意味でホラー映画というよりもアクション映画のテイストが強かったです。実際に監督もホラーではなくアクションだと言い切ってます。
一番怖かったのはオープニングのクリスが洋館に侵入するシーンでした。 そういう意味でゾンビ映画としてはオープニングで終わってと言えるかもしれません。
もう一つ評価すべもう一つ評価すべき点としては戦闘シーンがゲームのような撮り方になっており、これは原作のゲームファンとしてはとても嬉しい演出でした。 最後敵の本拠地でレオンとクリスがゾンビの大群と戦うシーン あそこがおそらくこの映画で一番の見所だったと思います。ちょっと、アクロバットなのですが、あれはCGでしかできない動きですね。
バイオハザードヴェンデッタのシナリオやラストの評価は?
シナリオとして、今回の敵は政府に結婚式の時に襲われるという、ちょっと同情できる敵です。
実際にヴェンデッタは復讐という意味なので、彼の気持ちはわからんでもないです。
私も保育園全部落ちた時はテロリストになろうかと一瞬思ったくらいですから。
アリアスはちょっと頭がおかしくなっているのですが結構同情します。
本作は良くも悪くもとにかくシナリオが捻りが無さ過ぎます。(少なくても私はわかりませんでした)
レオンについても初めはなぜか自分は何のために戦っているかという苦悩からスタートするシーンがあり、なんだかそこら辺は掘り下げられるようであまり掘り下げられていない感じです。ポジティブに考えるとバイオ6以降の世界だから大統領までゾンビになってしまった世界で自分の際限なく戦う生活に疲れてしまったってことかな?でもそこらへんはルーツを明らかにするかヒントだけでももらえるとうれしかったです。ラストもそうなんですよ。少し中途半端な感じで話が終わってしまいました。
ラストシーン、レオンが「俺はこんなことをいつまで続けるんだろう、、、」と言って迷いを見せますが、クリスは「そんな遠い先の話までは考えられない」というなんだかポジティブなのか能天気なのかよくわからない発言をしていました。
そういう意味で ゾンビ映画の原点に戻って作品を作ってはいるもののセリフ一つ一つの実は薄っぺら買ったりなんかそんな感じを受けました。
バイオハザードヴェンデッタの最後に
いいところあり、悪いところありですがやはりCGアニメはいいですね。
適度にホラー感もあるし、やっぱり強いレオンが見れるのは気持ちがいいです(ビジュアルはいまいちですが)。
酒びたりで迷走するレオンなんて早々見れるものではないので、ファンはある意味一見の価値はあるでしょう。
やはり見るのであればCGアニメは連続で全部見るほうがいいのでないでしょうか。