映画ショーン・オブ・ザ・デッドのあらすじ・ネタバレ
ゾンビ映画では有名なショーンオブザデッドです。
ゾンビもののコメディは今でこそ結構な種類がありますが、その走りとなった作品なのではないでしょうか。
ショーンオブザデッドの評価
85/100点
安心しておすすめできるレベル
ショーン・オブ・ザ・デッドのキャスト
出演: サイモン・ペッグ, ケイト・アシュフィールド, ニック・フロスト
監督: エドガー・ライト
ショーン・オブ・ザ・デッドのあらすじ
ロンドンの家電量販店の店員で29歳のショーンは、親友のエドとパブに入り浸るだらしない毎日を送っていた。
長年の恋人リズにも愛想を尽かされたショーンは、このままではいけないと生活を変える決意をするが、その時、街にはゾンビが溢れ、人々を襲い始める。
ショーンは母親とリズを守るため、エドと協力して行動を起こす。
ショーン・オブ・ザ・デッドの見どころは?※ネタバレあり
ダメ男だけどなんだか憎めない男ショーンを演じるのはサイモン・ペッグ。この男はこういう役割がとてもうまいのである。
映画「ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う!」でも酔っ払いのニートだけどなんだか男前というか男らしさがある男を演じていた。
最近ではミッションインポッシブルも出演し、軽い感じだけどメカニックとしてトムの脇を固める大事な役割を演じている。
その彼が演じるショーンは今回題名になっているほどの主役である。そもそも〇〇オブザデッドという題名の映画が多すぎる中で主役名が入っている映画といえばこれぐらいではないだろうか?
英語は苦手だがこれって直訳すると死人のショーンって意味?
でもこういうネジが1本外れているぐらいの人間のほうが壊れた世界ではうまく生き残るのものなのである。
本作は改めてネジが1本外れている作品である。ホラーコメディでゾンビといえば本作があがるほどの有名な作品である。
マイルドなパニック映画であり、通りを歩いてゾンビが襲ってきてもその強運により襲撃を免れるなど最強なのがこの男ショーンである。
登場する人間はショーンを中心にとても気のいい人ばかりである。パブのウィンチェスターのメンバーや友人などダメなやつばかりだが、彼らなりに勇気を奮いだして大事な人を守るために奔走する。
ショーンもその一人であり、彼女と母親を守るためにゾンビの中に突っ込んでいくあたりが芯の強さを感じる。
サイモン・ペッグと言えば、アメリカ映画特有のウィットにとんだ会話であるが、本作でもまさにそれが爆発する。今回はキャラクター的には友人のエドのほうがぶっ飛んでいるが、彼に振り回されるサイモンペッグの役回りなんだか気のいい彼の雰囲気にとてもマッチしていた。
ゾンビをレコードやクリケットのラケットで倒そうという発想なんかも万人が見れるような工夫がされていていいと思う。コメディ色も若干ブラックではあったりするが、全然ご愛敬なレベルだろう。
ショーンオブザデッドの最後に
ラストでエドはゾンビになってしまいますが、彼とゲームをやっている姿なんかはバッドエンドどころかハッピーエンドになってしまいました。最後までクスっと笑える終わり方なのはとてもいいですね。
こういう終わり方はデビルズメタルなんかもそうでしたので興味あればこちらもどうぞ。こちらは若干スプラッタ気味のシーンもありますので視聴にはご注意!