映画 ロンドンゾンビ紀行
日本でも熱狂的支持を集めた、『ショーン・オブ・ザ・デッド』に基づき、作られたホラーコメディです。
この手のライトなゾンビ映画はブログを書きながら片手間で見ていて十分楽しめるので1日何本でも見てしまいますね笑
老人とゾンビという組み合わせはこれも安心してホラー要素が薄まりますから。
ロンドンゾンビ紀行の評価
85/100点
安心して人に勧められるレベル
ただし、ゾンビ映画なので若干血が飛び散ります。
ロンドンゾンビ紀行のあらすじ・キャスト
不況のあおりを受けて、祖父のレイ(アラン・フォード)が入居する老人ホーム「ボウ・ベル」が閉鎖されるのを知ったテリー(ラスムス・ハーディカー)とアンディ(ハリー・トレッダウェイ)の兄弟。
ホームと祖父たちを救う資金を稼ごうと銀行強盗をもくろむが、なぜかゾンビが大量に出現してロンドンは大パニックに。
祖父の身を心配するテリーたちだが、その予感は的中。ボウ・ベルにもおびただしい数のゾンビが押し寄せており、レイやほかの入居者たちが壮絶なサバイバルを繰り広げようとしていた。
(Yahoo映画)
ロンドンゾンビ紀行のキャスト
出演: アラン・フォード, ハリー・トリーダウェイ, ミシェル・ライアン, ラスモス・ハーディカー, オナー・ブラックマン
監督: マティアス・ハーネー
ロンドンゾンビ紀行のネタバレ・見どころは?
この手のホラーコメディアというのは2パターンあります。
王道のコメディとブラックコメディですが、本作では両方をうまくバランスしてできています。
イギリス映画にしてはアメリカ映画のようなウィットに富んだ会話も飛び交い、見ていてどんどん時が進んでいきます。
実はゾンビが出てくるまでに少し時間がかかりますが、その間も個性豊かなメンバーが老人ホームで繰り広げる小競り合いや銀行強盗だったりでこれも楽しめます。
ゾンビが出てきてからもかなり楽しめます。
特に老人ホームにいるメンバーはそれぞれ口が悪いのもいれば、エロじじいもいれば、ぼけているのもいれば、昔マフィアで威勢がいいのもいます。
彼らがゾンビによちよち歩きながら逃げるのもほほえましいですし、武器を手に入れて威勢よくゾンビ撃ちまくるシーンもいいですね。
老人が生き生きとしているのを見るのはどんな状況であろうと微笑ましいです。
本作ではおそらくこのシーンが一番の見どころとなるでしょう。
こういう時のネジが1本どころか数本外れているミッキーは心強いですね。
最終的にゾンビになってしまいますが、彼がいたからこそこれほどの武器が手に入り老人ホームのみんなは救われました。
赤ちゃんゾンビなんかも出てきて、こういう小ネタは好きです。最終的に蹴られるシーンなんかも結構笑えます。
ロンドンゾンビ紀行のラスト結末は?
おじいちゃんのレイが自分を犠牲にして船のイカリを外します。
彼が一番男らしいですね、実際じいちゃんと呼ぶとすごく怒りますから。
最後じいちゃんがゾンビの群れに囲まれてこれで終わりかと思った瞬間じいちゃんは実は生きていて無双を繰り広げます。
ロンドンゾンビ紀行の最後に
ショーンオブザデッドに比べるとサイモンペッグのような輝きの主人公もいませんが、十分楽しめるホラーコメディです。