【クロージングナイト 地獄のゾンビ劇場の評価・点数】
70/100点
出演: レン・ウォーカー, カズ・オーディン・ダルコ, マディソン・J・ルース, スキャメロン・デント, モモナ・コマガタ
監督: セヴェ・シェレンツ
今日は「クロージングナイト 地獄のゾンビ劇場」を紹介します。
それではまずはあらすじから見ていこうと思います。
【映画レビュー・ネタバレのあらすじ】
小さな田舎町でナイトクラブを経営するブルージーンは、人生をやり直すため慣れ親しんだ店を手放し、町を去ろうとしていた。そんな最終日の店内はいつにも増して来店者で溢れ返り、
その中には、石油を掘り当て祝杯を挙げる4人の男たちがいた。ストリッパーらの華麗なショーで盛り上がりは最高潮に達し、最後の営業は大盛況のうちに幕を閉じるはずだった…。
時を同じく、ステージ裏では異変が起きていた。新人ストリッパーが何者かに襲われ、鋭利な凶器で両胸を突かれ無残な姿で息絶えていたのだ。
現場へ駆けつけたブルージーンは、犯人は真っ黒で油まみれだったとの目撃者の証言から、すぐさま鉱員たちを疑うのだが…。
【クロージングナイト 地獄のゾンビ劇場のレビュー※ネタバレあり】
はじめに言っておきますが、スーパーB級映画でとてもくだらない映画です。
うーん、設定なんかは新しいものを狙っているものの作りこみが足りない印象です。
まず今回のゾンビの特徴を書きます
(そもそもゾンビなのか?)
・油から感染する
・弱点を除き、ほぼ不死身(一瞬頭が弱点とでますが、あまり関係なさそうです)
・空気で感染するように思う。最後に息子が特に噛まれていないのに感染したので。
・水が弱点
・口から油?吐く
まあ大きい特徴はこんなもので、ゾンビとは言っていませんが、頭を狙え!とかいうところはゾンビとみていいでしょう。てか水が弱点って弱すぎます、、、逆に銃が利かないってなんだかイメージ、、、
しかも水が弱点であるという理由は彼らが油だから、、、、いやいや水と油は解けないけど別にお互いに融解しないから弱点にはならねーだろ、、、、、w
ただ、結果オーライ水が弱点でした。
最終的には色んな銃やらナイフやら出てきますが結局、妊婦の羊水やおしっこで撃退するというなんともお下品な攻撃になります、、、
ストリップバーということでストリッパーの裸はいっぱい出てきます。
ただなんというか、、、そんなに美人じゃないw
しかも用心棒のマッチョもとにかく弱すぎる、、、w
あいつ結局一人も倒せなかったのでは?その筋肉はなんのためにあるんだよw
結局キャラが立っていたのは主人公の女性ブルージーンだけでした。
ただ、そのキャラもなんだか広く浅くというか欲張りすぎたというか意味不明でした。
・元警官
・元野球選手
・BJと言われると怒る
・投げる球が強すぎて普通にゾンビを倒す
うーん、別にそんなマッチョじゃないし、警官とか野球選手とか本当にどうでもいい設定です。だからなに?という感じ、、、意味わからん、、
さらに意味不明なのは今回の黒幕っぽいヤツ(名前がわからん、、、)
彼はストリップバーを買収してその地下に眠っている黒魔術の石油を生物兵器として使うらしい。
彼曰く、強者だけが生き残る世界を作るんだ、と自信満々に言っていますが、意味がわからん。
え、普通にお前も感染するし、なんで自分だけ自信満々?案の定自信満々に語った数分後に感染し死亡します。
小物すぎる、、、、
ちょっともう一つ言わせてください。無駄に出産シーンがあります。グロさを高める狙いかもしれませんがカメラワークとか最悪でした、、、しかも出産直後にお母さん死ぬという謎に残酷な展開、、、
【クロージングナイト 地獄のゾンビ劇場の結末は?】
ラストはなんと彼が感染してゾンビになってしまいます。
それで運転している彼女を襲って終わりならとてもよくわかりますが、先ほど出産で取り上げて生き残った子供をエンディングでバイクから落とす始末!!!
もちろん持っていた彼が感染したのでしょうがない、というのもわかりますが無駄に残酷ですね、、、、若干あっさりした感じで終わってこういう終わり方は嫌いではありません。
ゾンビ映画特有の何も終わらない終わり方の極みのような終わり方です。
だからゾンビ映画はやめられません。
【クロージングナイト 地獄のゾンビ劇場の最後に】
各国の映画祭で賞をとっているそうですが、そんなにいい作品かな~
ストリッパーの裸が無駄にいっぱい出てくるし、ホラーとしてはチープな感じ。
ただ王道のB級映画かなという感じなのでB級映画のチープさを求めるなら悪くないと思います。