映画パズル(洋画)のあらすじとネタバレ感想

パズル(洋画)
パズル(洋画)

 映画パズルの評価

★★☆☆☆

パズルと言えば夏帆のほうだろ!という声が聞こえてきそうですが、

映画パズルのあらすじとネタバレ感想・ストーリーを解説!

これは洋画でB級作品のほうの映画パズルです。

面白いかと言われれば、、難しい作品でしょう。決して面白い作品とは言い難いですが、つまらない作品かと言われると、見ているときは「次はどうなるんだろう」という程度の展開への期待度があります。

ただオチが弱かったよくあるB級作品と思えば、溜飲も下がる思いです。

 映画パズルのあらすじ

アレックスとネイサンはコカイン中毒と療法士という異色のカップルです。

ある日ホラー映画ファン向けのミステリー・ツアー「切り裂きキャンプ」に二人で参加します。

古びたガソリンスタンドに集まったのはガラの悪いヘビメタ風の男とその彼女、ホラー映画マニアの太った男、そして無口な男たちでした。

免責事項にサインをさせられ、ゲームのルール説明を受けた彼らは突如黒頭巾をかぶせられ見知らぬ土地に運ばれます。

たどり着いた場所はどのかの森の中で、ゲームがはじまると次々と謎かけがはじまります。当初は謎解きゲームのような緩さでしたが、ゲームが進むにつれて実際に参加者に死者が出てしまいます。

アレックスはリタイアしようとしましたが、ゲームは止まりません。

むしろ、銃撃を受け、参加者に死傷者が増えるばかりで、ついにアレックスも謎の集団につかまってしまいます。

ふと気づくとアレックスは浜辺で横たわっており、足には足枷がはめられています。

横には昔の恋人でジャンキー仲間のジャレッドがいます。

ジャレッドと協力して足枷を外そうとしますが、失敗し、彼は溺れてしまいます。

結末ラスト

ネイサンもその後男たちに捕まってしまいます。

アレックスは死ぬ思いで助けを呼びに島の中にある建物に入ります。

その建物にはこれまでの参加者が全員いるではないですか。

なんと今回のこの一連の事件は「ゲーム」だったというのです。

アレックスはその中にジャレットがいないことを不審に思いながらもネイサンと帰りました。アレックスは真実を調べるために車のトランクを調べますが、そこにはなんとジャレットが拘束されていました。彼はゲームのオーナーでした。

ジャレットのことを聞かれたアレックスは咄嗟に知り合いであることを隠します。

ネイサンはそのことに激怒しアレックスを殺そうとしますが、アレックスが反撃しネイサンを殺してしまいます。

 パズル(洋画)のネタバレ感想

まず大前提としてジャケットに極めて大きな詐欺があります。

主人公のアレックスは金髪で黒髪ではないですし、右のほうのいかついマスクした男もつながれて拘束された男女も作品にありません。

強いて言えば右下のつながれた男女は、アレックスとジャレットのことだと思いますが、状況は似ても似つかない状況でした。

このように本作は極めてよくある”あるあるB級映画”なのでその点を了承の上で感想を書いていきたいと思います。

風呂敷は大きく、回収は小さく

これは褒めているわけではありません。

B級映画によくある話の展開を皮肉っています。

お決まりのスタート、寂れたガソリンスタンドにデブ・オタク・無口・ヤ○マン・ヘビメタというこれもお決まりのメンバーからはじまる本作はB級映画ファンにはたまらない出だしを提供します。

あってもなくてもいい、彼らの自己紹介や会話はほどほどに、すぐにゲームにたどり着きます。

謎解きを楽しむ彼らから、徐々に殺人シーンが多くなっていきます。ここまでは結構楽しめます。

しかし、その後の島に移ってからの展開はもはや早すぎて視聴者を置いてきぼりにします。なぜか、突然元彼が出現、しかも別につながれていても死なないのでは?という状況での緊迫感のないゲーム。

しかもオチは実はゲームでした~から実はゲームじゃなかったよ~という10分で展開を2度ひっくり返す始末。

なんだかどんでん返しと言っていいかわからない展開でした。

浅いどんでん返し

個人的に途中までのデスゲームは結構好きでした。

チープな感じでも殺人鬼が出そうな雰囲気はジャケットからも期待できましたが、最終的にオチは「実は彼女の気持ちを確かめたかった」という謎の展開。

ゲームに参加下かと思えば、実際の殺人が起きたように見えて、実はゲームだったけど、リアルに殺人もある、というまさかの実際の殺人がゲームの場外で行われる始末。。。。。

うーん、監督が途中で飽きてしまったのでしょうか。

 最後に

B級映画好きで物好きな人には見てもらってそれ以外の人は見る必要がない作品でしょう。

特にジャケットに騙された人は私と同じで「また騙された」とネタにするしかないでしょう。

ジャケット詐欺のジャケットに書かれている「驚異の37冠」というのも果たして何を37冠したのか、、、、ある意味忘れられない作品になってしまいました。