ミセス・シリアルキラーのあらすじとネタバレ感想-Nettflixオリジナル映画

登場人物の解説(ネタバレあり)

ショナ(ソナ)…ジョイの妻でシャヒドの元恋人。タトゥーの彫師で妊娠している。夫を助けるために奔走し、アヌシュカを誘拐し、シリアルキラー(連続殺人鬼)がまだ野放しになっていると警察に思わせた。最後にジョイにお腹を刺されてしまい流産してしまう。

ジョイ…ショナの夫で産婦人科医。妻を溺愛しているが、出張の帰りにシャヒドのでっちあげた証拠によりシリアルキラーに仕立て上げられる。ショナは信じていたが本当にはシリアルキラーだった。昔母親が未婚で自分を産んだことで未婚に妊娠を尻軽女と思い込み殺していた。シャヒドに最後捕まえられるがラストギの手引きにより病院から逃げ出す。

シャヒド…ショナの元恋人で警部補。妹をシリアルキラーに殺されたことで犯人を執拗に追いかけている。その過程でジョイが殺人犯であると気づくが逆に頭を殴られ2年間昏睡状態になる。その間ショナがジョイと結婚してしまい、ジョイとショナを追ってくる。

アヌシュカ…街にいる唯一の未婚の妊婦。ショナがシリアルキラーを装うために誘拐。テコンドーの黒帯で、元ショナの生徒。シドの子供を身ごもっているがシドは結婚するつもりがなかった。兄弟がいたが、死んだことで男の子らしい性格と趣味になっていった。

シド…アヌシュカの彼氏

ラストギ…悪徳弁護士。昔ジョイにお世話になったことでジョイの弁護を担当する。

映画のあらすじ

町では未婚の妊婦が殺され、お腹の中の赤ちゃんが取り出される猟奇事件が起きていました。警部補のシャヒドは元恋人のショナをジョイにとられたことで彼女たちを恨んでおり、彼はジョイが出張している間に彼をシリアルキラー(連続殺人鬼)としてでっちあげ、証拠を改ざんします。

ジョイの子を妊娠しているショナは逮捕されたジョイを助けるために弁護士のラストギを尋ねます。しかし、証拠は完璧、無実の証明が難しいとするラストギはショナに最後のアドバイスをします。それはジョイが捕まっている間も猟奇殺人が起きればまだシリアルキラーが野放しということになるのでジョイを保釈できるというものでした。

ジョイが刑務所で乱暴された一報を聞いたショナは自分がシリアルキラーを演じることを決意し、街で唯一の未婚の妊婦であるアヌシュカを誘拐します。彼女を殺そうとするショナでしたが、どうしてもできません。仕方なく彼女は実験用の死体を買ってきてタトゥーなどで死体をアヌシュカに見せかけることにします。結果は大成功で世間と警察はまだシリアルキラーが生きていると思い込み、ジョイは保釈されます。喜ぶショナでしたが、捕まえたアヌシュカをどうしようか迷っていました。

ある日寝ていたショナが目を覚ますと、ジョイが地下でアヌシュカに手術をしようとしていました。彼は本当はシリアルキラーだったのです。

ミセス・シリアルキラーの感想(ネタバレ)

ネットフリックスオリジナル映画のミセスシリアルキラー。あらすじからはゴア描写も期待できた作品でしたが、そんなシーンは全くなく誰でも安心して見られる映画です。

題材は「妊婦を殺すシリアルキラー」の話ですが、時折入るコメディ節がちょっと笑えます。シリアル路線とコメディ路線が入り混じるので最後まで「結局どうなるんだろう?」と思いながら見ることになります。

ラストは結局巡り巡って「お前がシリアルキラーなんかい!」とつっこみたくなる展開ですが、着地を考えるとそれしかないかなという感じです。個人的には生まれてくる赤ちゃんにはなんの罪もないので最後流産してしまったところはなんとも後味が悪く完全なハッピーエンドとは言えないかなと思います。

それでも作品自体は終始展開が変わり最後まで飽きることなく見れる作品ですので、あらすじを見て興味持てそうな方は見て後悔しない作品だと思います。

評価:★★★☆☆(★3つ:普通の作品)