映画「ジェイソン・ボーン」のあらすじ・ネタバレレビュー評価
【キャスト】
ジェイソン・ボーン:マット・デイモン(平田広明) (『ボーン』シリーズ、『オデッセイ』)
ロバート・デューイCIA長官:トミー・リー・ジョーンズ(土師孝也) (『逃亡者』『メン・イン・ブラック』シリーズ)
ヘザー・リー:アリシア・ヴィキャンデル(竹内絢子) (『リリーのすべて』『エクス・マキナ』)
作戦員:ヴァンサン・カッセル(向井 修) (『ブラック・スワン』『トランス』『美女と野獣』)
ニッキー・パーソンズ:ジュリア・スタイルズ(沢海陽子) (『ボーン』シリーズ、『世界にひとつのプレイブック』)
【スタッフ】
監督・脚本・製作:ポール・グリーングラス (『ボーン・スプレマシー』『ユナイテッド93』『ボーン・アルティメイタム』『グリーン・ゾーン』『キャプテン・フィリップス』)
脚本・製作総指揮:クリストファー・ラウズ (『ボーン・スプレマシー』『ユナイテッド93』『ボーン・アルティメイタム』『グリーン・ゾーン』『キャプテン・フィリップス』)
キャラクター原案:ロバート・ラドラム (ジェイソン・ボーン3部作)
製作:フランク・マーシャル/ジェフリー・M・ワイナー/ベン・スミス/マット・デイモン/グレゴリー・グッドマン
製作総指揮:ヘンリー・モリソン/ジェニファー・トッド/ダグ・リーマン
評価:60点/100点
そうじゃない、60点じゃだめでしょボーンシリーズは!
ジェイソン・ボーンあらすじ
ひっそりと暮らしていたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の前に、CIAの同僚だったニッキー(ジュリア・スタイルズ)が姿を現す。彼女はCIAが世界中を監視・操作するための極秘プログラムを立ち上げたことと、ボーンの過去にまつわるある真実を告げる。それは実の父が自分をボーンに仕立て上げた作戦に関与していたというものだった。
ボーンは真実を突き止めるためにCIAの捜査官への探りを入れる。同時期に再び動き始めたボーンの追跡を任されたCIAエージェントのリー(アリシア・ヴィキャンデル)は、彼を組織に取り込もうとする。
ボーンは自らを狙うCIAからの猛攻を払いのけ真実に辿り着く。
ジェイソン・ボーンネタバレレビュー
マットデイモンと言えば、ジェイソンボーン。
ボーンシリーズ3部作の正統派続編の最新作です。
最強のスパイ、ジェイソンボーン。
マットデイモン扮するエージェントで、どんな相手でも確実に裏をかき、相手を殺します。
彼は冷酷な男ですが、それでも人間らしい部分をボーンスプレマシーまではもっていまいた。
恋人のマリーを失ってから彼はどんどん冷酷になって行きます。
自分を利用する社会やCIAに対して怒りを爆発させ、彼らが隠そうとす陰謀をすべて暴露していきます。
本作の魅力(ボーンシリーズ全ての魅力は)まさにマットデーモンのボーンのアクションです。
アクション映画であるからこそ目的や信念はむしろ二の次です。
CIAの陰謀の内容であったり、ボーンの過去などは正直あまり魅力的ではありません。それは普通のスパイ映画で十分満足できるからです。
特にボーンアルティメイタムでのカーチェースシーンやスパイシーンはとても魅力でした。
さて、今回はどうなのか。結論から言えば、こんなのボーンシリーズじゃないです。
はじめの1時間はなんとも退屈な時間が続きました。
確かにスパイ映画としての下地であったり、背景設定などは必要なのですが時間をかけすぎです。
はじめに言ったとおり、ジェイソンシリーズの魅力はアクションですから、そのシーンが出てくるまで本当に待ち遠しかったです。
後半のラスベガスでのカーチェースシーンは圧巻でした。ただ、あそこまで車壊す必要あったか?という疑問は残ります。
あのシーンが見たいなら予告編で全部終わってしまいますからね。
まぁ迫力はあるのでカーチェースシーンが見たい方はとにかく1時間ぐらいはスキップしてください。
あとはやはり少し残念なのは主役であるマットデイモンの衰えを感じるところです。
アクションの切れが格段に落ちています。
昔は何人相手でも圧倒的な格闘力を見せていましたが、今作ではそれが少ししかありませんでした。
むしろマットの動きの遅さを哀れに、相手が勝手に倒れているようなそんな印象を観客に見せるくらいでした。
あとはいくらなんでもCIA長官が悪人過ぎます。人前でどんどん人を殺す作戦を指示するし、仲間のエージェントは問答無用で殺すし、あんなに悪人にするならいっそマフィア設定ぐらいのほうがいいのに。
スーパースパイといえび96時間のリーアムニーソン演じるブライアンですが、完全に彼に負けてますね。リーアムニーソンのほうが全然年上だと思いますのでもうすこしマットには頑張って欲しいです!!
映画ジェイソンボーンの最後に
昔のボーンシリーズを知っている人からするととても物足りない作品になっているのではないでしょうか。
ちょっと幻想を抱きすぎたのも、悪いのですが、ボールアルティメイタムで最高のエンドを迎えたのですからそこでやめてればよかったものを、、、、
ただ、ボーンを超えられるのはボーンだけなので、次回作には期待しましょう!
ちなみにちょっと出たリーアムニーソンの出ている映画はこちらをご参考にしてください!