キュート・リトル・バニーズのあらすじ・ネタバレ・感想
キュート・リトル・バニーズの評価
60/100点
キュート・リトル・バニーズのあらすじ・ネタバレレビュー
久しぶりにとんでもないB級映画を見てしまった。あらすじを振り返りながらレビューしていこうと思う。
ある遠い宇宙で魚のような宇宙人が地球に自分たちの子孫を残すためにはやってくるお話である。
そう聞くと単純な話のように聞こえるがとても単純な話でそれ以上でもないしそれ以下でもない話なのである。
この宇宙人のデザインが一体何なのか。ほかのブログなどでは魚という人もいたが、これは魚か?無駄にリアルに作ってあり、本作で一番力が入っているのはこの宇宙人の特殊メイクかもしれない。
彼らはまず人間の女を捕獲するために動物に寄生することにするが、何を血迷ったかウサギを寄生の対象に選んでしまう。
また、このウサギのCGが粗すぎる、、、、、ポリゴンで作ったんじゃないかと思うぐらい粗い。このウサギもちろん動くのだが動きがすべて同じで一定のリズムで飛び跳ねどのウサギも規則正しいロボットのような動きをする。
さて、森の中で男性の死体が見つかり、警察の捜査がはじまる。そして、B級映画のお約束、女性が無駄にみんなセクシーという設定である。本作でも警官の女性は無駄に胸が大きく必要以上に服がピチピチなのだ。なんというか、色気というよりはあからさまに食べていてクリームを胸に落としてしまうなど露骨すぎる演出がまたチープさをかもしだす。
さてここから若干の村人同士のどうでもいい人間関係を垣間見ることになるのだが、これは本当にどうでもいい内容ばかりなので飛ばす。そんなことはいいのでまずは殺人ウサちゃんを早く見してくれと待っていると一人目の犠牲者が出てくる。
なんとこのおじいさんがまた変態トレイラー住まいで人間の尿を保存することを生きがいにしているという必要以上に下品な設定なのである。
ただ、実はこの変態おじさんの性癖こそが今後の殺人ウサちゃんの弱点を暴く大事な一歩になるのをまだ我々は知る由もなかった。
そしてとにかく登場人物が尻軽ばかりであるのもB級映画っぽいところである。脱ぎたがりな女ばかりだし、婚約者がいるのにフラッと帰ってきた元カレと関係を持っちゃうあたりとか、、、、いいから早くウサちゃんを映してくれ、、、、、
そんなこんなでうさちゃんが出てくるまで変態宇宙人の奇行のシーンが続く。
彼らは女性を拉致して妊娠させようとする。ん?どうやってやるんだ?こんなにセクシーシーンあるのに肝心な宇宙人の妊娠シーンはなし?うーん、設定が粗すぎる。。。
上映開始1時間物語が動き出す。夏祭りが本格的にはじまり、そして町では人々の動きが出始めるとうさちゃんたちも動き出す。
うさちゃんが人を狩るときには写真の通り顔が開いて触手のようなものが出てきて襲うのだ。
これ完全にバイオハザードのパクりだよね?
しかもラフレシアみたいな花が咲いてる。
後は物語のすすみは早いです。うさちゃんの大群が襲ってきますがいかんせんうさちゃんなので迫力がありません。
(うさちゃんの大群)
そして道中うさちゃんたちの弱点が人間の尿であることに気づきます。これもトレイラーの変態オヤジのおかげですね。
あとは人間の反撃がはじまります。水鉄砲に貯めた尿を入れウサギに噴射していきます。すると見事うさちゃんは撃退できるではありませんか。
あとは絶対あるだろうな~と予想していて的中した。玉切れになり、自分で装填するシーン。本当くだらなすぎ。。。。w
そしてラストの見どころ。それまで元気に走っていたのに突然走れなくなってしまい、しょうがなく、おじさんが自爆するボタンを押すことに。あのね、犠牲になればいいってもんじゃねーだろ!!
キュート・リトル・バニーズの最後に
まあB級映画ですよね。しかもジャケットではウサギのツメがすごい伸びてますが、そんなシーンは一切ありません。しかもウサギが宇宙人だと思ってしまいますが、ウサギと宇宙人の因果関係はほとんどありません。思い切ってウサギを宇宙人にすればよかったのに。
まあ暇なら見てみればいいんじゃないでしょうか。