SUSHI GIRLの評価
★★★☆☆
当たりでもなく、外れでもない作品。
トニー・トッド、マーク・ハミル、ダニー・トレホ、っして我らが千葉真一など大物キャストが出演している一方で、ラストのちょっとしたどんでん返しまでは単調な拷問が繰り返されるいまいちな部分もあります。
バイオレンスの描写は満足できる部分があったのとSUSHI GIRLのセクシーな裸が見れるので、それ目当てで見るのであれば★4つでしょうか。
SUSHI GIRLのあらすじ
フィッシュは強盗の罪で6年間服役していましたが、仲間のデュークが裏から手を回し6年で外に出ることができました。
デュークはそんなフィッシュを迎えるために改装中のビルの一室で女性を皿に見立てた寿司の女体盛りの食事会を開くことにします。
メンバーはデュークとフィッシュのほかにクロウ、フランシス、マックスら6年前にダイヤモンドを強奪したメンバーです。
この食事会の本当の目的は6年前に奪ったダイヤを運んでいたフィッシュが一人捕まってしまい、ダイヤモンドの行方がわからなくなってしまっていたため、フィッシュを問い詰めるためでした。
彼らはフィッシュに容赦ない拷問を仕掛け、ダイヤのありかを聞こうとしますが、口を割りません。
怒った彼らの一人が誤ってフィッシュを殺してしまいます。そして、そのうちにこの中の誰かが裏切っているのでは、警察に協力しているのでは、という疑心が生まれてきます。
銃を抜いた彼らはついに殺し合いをしてはじめ、デューク以外の人間は全員死んでしまいます。
一人残されたデュークは女体盛の寿司を食べ始めますが、ふと身体が弛緩しはじめ動けなくなります。
頃合いを見はかって女体盛のスシガールが起き上がります。
結末ラスト
6年前デュークたちはダイヤを取って逃げた際に一般の車と交通事故をおこしていました。そこに乗っていたのはスシガールとその恋人でした。
スシガールの恋人はその事故の際にデュークに殺されてしまい、スシガールはその自己で偶然彼らが落としたダイヤを手に入れたのでした。
その後スシガールは彼らが集まり復讐する機会をずっとうかがっていたのでした。
スシガールは寿司職人にお金を渡し、フグに毒を入れてもらいました。
ちょうど、デュークがフグの刺身を食べて毒が回ったころ、スシガールは起き上がり、彼に銃を向け止めを刺します。
SUSHI GIRL(スシガール)のキャスト
デューク:トニー・トッド(白熊寛嗣)
フィッシュ:ノア・ハザウェイ(嶋田翔平)
クロウ:マーク・ハミル(小松史法)
フランシス:ジェームズ・デュヴァル(後藤ヒロキ)
マックス:アンディ・マッケンジー(中西としはる)
モリス:ジェフ・フェイヒー
マイク:マイケル・ビーン
シュロモ:ダニー・トレホ
スシガール:コートニー・パーム
寿司職人:千葉真一(藤原貴弘)
SUSHI GIRLのネタバレ感想
女体盛り…女性の体をお皿に見立ててその上に、寿司や刺身などの食べ物を載せていく盛り付け方法のこと。
男であれば一度は拝んでみたいこの女体盛りをはじめて見たのは日本ではなく、遠く離れた海外の映画でした、それが本作SUSHI GIRLです。
日本オマージュも多い本作はSUSHIだけでなく、日本酒、旭日旗、フグなど日本文化を(どこまで理解しているかわからないが)詰め込んだ作品になっています。
そして、登場いきなり、日本の誇る国際俳優千葉真一寿司職人として登場することになります。ただ、どんな重要人物かと思いきや、はじめと終わりだけちょこっと出てきていいとこを持っていくちょい役でした。
豪華な登場人物
このSUSHI GIRLの見どころの一つは豪華なキャストです。
ダニートレホがちょい役で出ていますし、いやいやマーク・ハミルまで出ているのは驚きです。
個人的にはSUSHI GIRLの女の子はどこかで見たことあるなと思っていたら、実はゾンビーバーで見たことあったんですね。
ちなみにスシガールのコートニー・パームはこのゾンビーバーでも、その魅力的なボディをさらけ出していました。
最後に
女体盛・拷問という個人的には大満足な映画です。
ストーリーはまあそこそこで、はじめに千葉真一が出てきて、かつ女体盛が見れた時点で出オチ感はいなめませんね。