映画コンビニ・ウォーズの評価
★★☆☆☆
一言「ハリウッド版ホームビデオ」
残念ながら良作と呼ぶには程遠い作品です。
ジャンルとしてはホラーコメディですが、ホラーとしてもコメディとしてもいまいちです。
これはジョニーデップとその娘リリー=ローズ・デップ、そして監督のケヴィン・スミスとその娘のハーレイ・クイン・スミスのホームビデオレベルの作品です。
映画コンビニ・ウォーズのあらすじ
コリーン・コレットとコリーン・マッケンジーはヨガに夢中な生意気な女子高生。
二人はいつものようにコリーンCの親が経営するコンビニでバイトをしていると、地下に眠っていた邪悪なミニナチ軍団を呼び起こしてしまいます。
コリーンたちはギー・ラポワンテと一緒にミニナチ軍団の世界征服を止めるためにヨガの力で立ち向かいます。
映画コンビニ・ウォーズのネタバレ感想
主演のコーリンCを演じるのはジョニーデップの娘リリー=ローズ・デップです。
ちなみに歴史を教えていたモーリス先生はリリーの母親ヴァネッサ・パラディです。
正直それだけの映画でもあり、その点だけで注目を浴びた作品です。(言い切れます)
この手のホラーコメディはとにかくブラックジョークを散りばめ、ア○ルだのファ○クだのを連発することが定石ですが、そこは残念ながらホームビデオのような出来なのでお上品なジョークが飛び交います。
それでもブラック感を少し出したくて「お尻にミニナチが入りこんだ」とか微妙なことを言いだして、それがシリアスでも笑えるわけもなく、ただただ淡々とシーンが進んでいきます。
ヨガの部分なんかはとにかく無理やり入れているわけでして、とにかくなくてもいい設定が多すぎます。
似ているのかよくわからないモノマネに、設定が曖昧過ぎてジョニーデップも空回り、そして、コリーンMがとにかく不細工でもう色々崩壊していました。
唯一よかったのはコリーンCが美人であったことと、彼女らが身体が柔らかいのでそこのアクションシーンは少しセクシーだったこと。
でもそれだけの作品ですね。