【ドラマ版】トモダチゲーム・シーズン1こっくりさんゲームのあらすじとネタバレレビュー

トモチゲームとは?

原作・山口ミコト、漫画・佐藤友生による日本の漫画作品で『別冊少年マガジン』(講談社)にて、2014年1月号から連載開始している作品です。2017年にテレビドラマ化と映画化が決定している作品です。(ソースはこちら

トモダチゲームのあらすじ

友達ゲームは主に3回に分かれて行われ、第1ゲームのこっくりさんゲームはドラマで、第2ゲームの陰口スゴロクと友情かくれんぼは映画で放送されています。

今回は第1ゲームのこっくりさんゲームのあらすじを紹介します。

あらすじトモダチゲーム第1話

親のいない片切友一は、死んだ母に金よりも友情を何より大事にするように言われていた貧乏男子高校生でした。

彼には仲の良い4人のクラスメイトがいます。

学年トップの秀才美笠天智、副委員長で友一に心寄せる沢良宜志法、政治家で金持ちの息子でお調子者の四部誠、性格が大人しく、なにかといじめにあっていた心木ゆとりです。

ある日、修学旅行のために集めたお金200万円をロッカーに入れていたら、お金が盗まれてしまうという事件が起きて、その日から志法は学校を休んでしまいます。

いつものように家で内職をしている友一ですが、家の玄関に志法が手紙を置いていきます。

手紙には学校に来てくれ、と書かれていました。

学校に行くと、いつもの友人4人がいました。

彼らは友一に手紙で呼び出されたと言いますが、友一はそんな手紙を出した覚えはありません。

すると、突然次の瞬間全員気を失ってしまいます。

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目を覚ますと5人は真っ白な部屋にいました。

どこにいるかわからず動揺する5人でした。

少し経つとマナブ君という昔放送中止になったアニメのキャラクターの被り物をしたキャラクターが現れます。

マナブ君いわく、借金2000万円を返済するために3つのゲームにチャレンジすることになり、その参加費は200万だと言います。

全員盗まれた200万円のことが頭に浮かびました。

マナブ君にルールが説明され、5人はゲームに参加するか考えます。

友一以外は全員ゲームに参加することを迷わず決断します。

友一だけが迷いを見せますが、マナブくんに「友達よりお金?」と言われて逆上し、参加を決めてしまいます。

そして案内された部屋には机と大きな10円玉が置いてありました。

ゲームの名前はこっくりさんゲームでした。

あらすじトモダチゲーム第2話

一人借金は400万円からスタートします。

プレートには借金額が書いてありますが、それは他人に見せてはいけません。

しかし、口で伝える分には大丈夫です。

こっくりさんゲームのまずはチュートリアルがはじまります。

まずは簡単な問題からスタートします。「日本の一番北にある都道府県は北海道である」

もちろん答えは「はい」なのでみんな、はい、に答がいきます。

するとこっくりさんが両手を上げました。

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一方で答が割れると10円玉は少数派のほうへ流れていくようになります。

そして、問題は5問あり、一人1問づつこたえていき、番号順に開封して問題を読み上げます。

そして、問題を読み上げる以外は基本的に会話は禁止となります。

また、5問とも不正解の場合は一番悪い人が全員分の借金を背負うことになります。

まもるくんはゲームのコツを「友達を疑わないこと」と言いました。

まずは誠が問題を読み上げます。

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「日本一高い山は富士山である」

簡単な答えに友一は安心します。そしてゲームがはじまります。

しかし、10円は「いいえ」に動きます。

簡単な問題なのに答えにたどり着けないことに全員が驚きます。志法がマモルくんに文句を言おうとしますが、友一たちが止めます。

続いてゆとりが問題を読みます。

「1+1=2である」

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こんな簡単な問題に答えられないことに友一は疑問を覚えます。

しゃべれないことは相談させないためでなく、彼らに疑問を抱かせるためであると気づきます。

続いて天智が問題を読みます。

日本は英語でいうとジャパンである。

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またしても、いいえのほうへ動いてしまい不正解となってしまいます。

もはや訳が分からない友一にとってどんどんゲームは進み、ついに友一の番になります。

そして、問題文は「問題は出題者が考えろ」というものでした。

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はい、に入ればゲームクリアとなりますが、いいえに入れた場合は自分の借金が半額に減らせるのでどうしてもみんなブービーになりたくないため、いいえに入れるのでした。

友一は友情をお金でお金をとった友人たちを許せませんでした。

しかし、その後5人目の出題者である沢良宜にすべてのリスクを押し付けることができないと考えた友一は問題を出題します。

「1週間は7日である」

友一は「はい」を選択して、今回このゲームを終わらせる予定でした。しかし、こっくりさんは予想に反して「いいえ」のほうへ進んでしまうのでした。

あらすじトモダチゲーム第3話

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雄一は困惑しました。
借金の減額に成功した誰かが 沢良宜をはめるためにわざといいえを選択したと考えました。
そしてついに最終出題者の沢良宜の番になりました。
沢良宜の紙には問題が書いてあります。
「私たちはこれからもずっと友達だ」

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もしこれが一番はじめの問題であれば迷いなくハイの選択肢を選んでいたでしょうが、これだけ疑心暗鬼になっている状態で答えを揃えることはかなり至難の技です。
全員が迷っている中で ゲームは進んでいきます。
一人ずつ10円玉に手を乗せていきます。
しかし友一だけが突然喋り出します 。
「ちょっと待て!今日の沢良宜の下着の色知ってるか?」

全員に対して突然喋りかけます。
バカなことを言いだす友一に主催者も友人も皆唖然とします。
友一は誰かを喋らせることによって流れを変えようとしたのです。
友一は続けてブービーペナルティーを受けるのは借金が一番多い人間ではなく借金が一番少ない人間が受けるという風に紙に書いてあったと言い出します。
もちろんこれはハッタリで、自分の借金を積極的に減らしたやつをあぶり出そうとしたのです。
しかし、さらに本当の友一の狙いは、単純にあぶり出すことだけではなく、もう一度この中に裏切り者がいないということを確認するための年押しの一言だったのです。

ゲームが再開されて、最後の決断のときが来ました。

コインは動き出し「はい」の方向へ動き出しました。

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はい、をそろえることができたので、マモルくんがクリアを宣言しました。

その後2回戦の案内は後日ということになり、ネームプレートも回収されることになります。

友一としてはリスクを負ってでも今回の借金額を全員に確認すべきだと思いました。

そのため、全員に借金額を聞きます。誠は逆上しましたが、全員冷静になり金額は「360万円」だと言います。

明らかに嘘をついている人間がいることに友一は違和感を感じていました。

帰り際、靴紐がほどけたといって友一は他の人間を先に行かせて、問題用紙を確認しようとしました。

すると他の人間には「いいえ」で半額になるオプションが書いてありませんでした。驚く友一でしたが、改めて自分の出題用紙を見ると、いいえの項目の文字が消えかけていました。

時間がたつと消えるインクだったのです。

証拠がなくなったことと、一筋縄でいかない相手であることを確信しました。

帰宅のためにアイマスクを付ける全員でしたが、目が覚めると学校の近くの河川敷に全員寝ていました。

ゲームはクリアしましたが、仲間内に疑心暗鬼が生まれる結果となってしまいました。

友一には誰が裏切り者か気がかりでなりません。

その中でどうしても沢良宜がゲームに積極的に参加したがっているように見えてならなかったのです。

あらすじトモダチゲーム第4話

別会場では違うチームが友達ゲームを勝ち進んでいました。彼らは第一問目からこっくりさんゲームをクリアし、余裕でした。

河川敷に取り残された友一たちはとりあえず今回のことは忘れて第2回戦に集中することで解散することにしました。

友一にはやはり正義感の強い沢良宜が積極的にゲームに参加しようとした理由がどうしても気がかりでした。

次の日学校に行くと沢良宜がクラスの女子から犯人ではないかと疑われます。

同時に友一が裏で手を引いていたのではないか、という話まで出てしまいます。

反論する友一たちですが、誠がいつもの調子で調子いいことを言い、「自分が200万くらい立て替える」と言い出します。クラスのメンバーも、それならばと場が丸く収まりました。

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屋上では沢良宜と友一がいつものようにしゃべっていました。

我慢できずに友一が沢良宜に聞き返します。

「なぜ、犯人を問い詰めずに積極的にゲームに参加したのか」

沢良宜は友一が犯人だと思ったから問い詰めなかったと言います。友一は自分が貧乏で親がいないからそんなことするのかと、怒り出します。

しかし沢良宜は友一が好きだからかばいたかったと、言います。

突然の告白に驚く友一は複雑な気持ちでした。

その頃クラスではCチームと書かれた封筒に、第2回戦の招待状が届いていました。

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誠は家に帰ると父親にお金の無心をお願いします。

しかし、父親が、離婚のときに渡したお金はどうしたと誠に聞くとはぎれが悪そうにすべて使ってしまったと言いました。

その後父親は誠にこれ以上はお金はやれないという話をしました。

ゆとりは学校からの帰り道でガラの悪そうなチンピラに絡まれています。

謝罪料といってお金をせびられていました。

天智はそれを目撃してしまいますが、声はかけませんでした。

そして、約束の日、30分前についた友一はすでに沢良宜がついていることに驚きます。

何気ない会話の中で借金額の話になり、沢良宜は自身の借金が760万円であることを明かします。

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ゲーム中に声を出したことによるペナルティです。

友一も自身は760万ではなく、360万であることを明かします。

全員揃い、もう一度ゲームで戦うことを確認しあいますが、彼らが何者かが近づいた瞬間気を失ってしまいます。

気づくとそこは屋上でした。

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マモル君がいて、次のゲーム「陰口スゴロク」の開始を宣言します。

 トモダチゲーム シーズン1のネタバレレビュー

基本的な構成はライアーゲームに近いものがあります。
ゲームに強制的に参加させられ、強制的に借金を背負わされ、勝てばお金がもらえ、負ければ借金を背負うことになります。

最近ではよくある設定です。
全員が協力すれば小さく儲けることができますが、誰か一人でも裏切るとその裏切った人が大きく儲けることができる、経済学のゲーム理論を上手く応用したようなストーリーになっています。
今回は友情とお金と言う秤にかけてはいけないものを巻く秤にかけて話を面白くしています。
この手の作品を悪趣味だという人がいますが、悪趣味だと言うのであれば見なければいいだけの話だと個人的には思っています。
設定自体は非常に面白かったです。
主人公の友一が心の中で思っていることもしっかりセリフとして登場するので、見ていて楽しかったです。
一方でゲームのルールにはかなり穴があるように思い、もう少し設定にはこだわってよかったのではないかと思います。

ライアーゲームとの比較

この手の作品は私の中ではライアーゲームが一番初めの作品で、一番うまくいったのではないかという風に思っています。

天才的な秋山のキャラクターを見事に演じており、ゲーム自体も金額の規模を大きくして人間がお金に狂っていくさも上手く描いていると思います。

しかもその根幹には協力はお互いしないというものがありながら 知性と戦略により団結していくあたりがライアーゲームの方が面白いです。
今回のトモダチゲームではあくまでも最後は戦略として勝利するのではなく、友情としてのソフトな気持ちの部分が勝敗を分けることになります。
それは互いに友達を信じることができるか、お金と友達を比較した時にどれだけ友達を選ぶことができるか?そういう選択が見どころになります。

ライアーゲームの場合は念書などの契約によって、違いを縛っていましたが、 今回は口約束どころか、しゃべることを禁止された中でのゲームということで本当に相手を信じられるか、という自分との戦いになってきます。
それはそれである意味心の中の葛藤がうまく見えてハラハラドキドキする場面もあります。

配役はどうなの

それぞれ演技はそれなりの人が集まっているので全然見れるレベルです。

しかし、ちょっと年齢が高めな分、違和感を感じます。

特に沢良宜は少し無理があるかな~内田理央さんは大好きですが、、、

元々スケバンチェーンソーのギーコだったときからファンです。

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ちょっと全員制服は痛々しい?

最後に

トモダチゲームはまだはじまったばかり!

最近はライアーゲームやカイジなどお金ものは大分出尽くした感があるので映画ではしっかりと知能戦を見せてもらいたいです。

続きが楽しみ!次回は誰が裏切り者かがわかるようです。