映画SAW(ソウ)のおすすめランキング
昨年はジグソウ:ソウ・レガシーが公開されて改めてSAWが注目を浴びる年でした。
ソウは「ソリッド・シチュエーション・スリラー」という作品で、まあよくわからないネーミングですが要はあるシチュエーションに縛られた登場人物が身の毛もよだつゲームに身を投じていく映画です。
今日はそんなSAW(ソウ)の過去7作品について個人的なおすすめをランキング形式で見所も含めて書いていければと思っています。
SAW(ソウ)おすすめランキングの評価ポイント
その前にまずはSAW(ソウ)をランキングするときの評価ポイントを書いていこうと思います。
私のSAW(ソウ)の評価ポイントを優先度順に並べると以下のとおりです。(上のほうがポイントが高いです)
・シナリオ(特にクライマックスの衝撃度)
・映画のコンセプトやメッセージ性
・ゲーム性
・残虐性グロさ
SAW(ソウ)といえば最後のどんでん返しがすばらしい映画だと思います。
そのため、まずはこれを最優先に選びます。
とはいえ、シナリオだけあればいいものでもなく、ジグソウやゲームの仕掛け人がどれだけ信念を持って行動しているかとか、の映画コンセプトみたいなものを僕は重視します。
そして3つ目はやはり「さあ、ゲームをしよう」の文句がスタートのSAW(ソウ)ですから、やはりゲーム性は大事です。
最後にSAW(ソウ)はこれで有名になった作品もあるのでしょうが、残虐性グロさですね。
それではSAW(ソウ)のトップ3をランキングしていきましょう。
※ネタバレも多くあります
第3位 SAW(ソウ)2
【SAW(ソウ)2の見どころ】
SAW(ソウ)2は特にシナリオを私は評価していいます。
ラストの衝撃度を作るためにSAW(ソウ)2は作られたと言っても過言ではなく、しっかりとラストに向けて全ての設定が動いていました。
また、ゲーム性も極めて高かったと思います。
互いに疑心暗鬼になりながら、トラップが多くある館で協力もしながら進んでいかなければならない。
映画キューブを彷彿とさせるスリルある設定がSAW(ソウ)2にはあります。
この頃から少しづつグロ度が上がっていきます。ただし、SAW(ソウ)シリーズの後半の作品に比べるとまだ痛い、ぐらいの感覚の描写が多くそれなりにまだ見られるものですね。
第2位 SAW3
【SAW(ソウ)3の見どころ】
SAW(ソウ)3はシナリオもよかったです。
実はアマンダのゲームであったことは、なるほどな~と思いました。SAW(ソウ)3以降は特にどんでん返しが出てこなくどうしてもグロばかり目立つ結果となります。
特にこのシリーズ最高のキャラクタージグソーがこのシーズンで死んでしまうので、あとは跡目争いのような小競り合いが続きます。
なお、SAW(ソウ)3で私が評価しているのは映画のコンセプトです。
このシリーズのポイントは「赦し」
憎む相手を人間は許す事ができるのか、という映画のコンセプトがあります。
ジェフは事故で息子を奪った人間たちを赦せるか、アマンダはゲームに勝った人間を赦せるか、最後にジェフはジグソーを赦せるかという各シーンで許しを求められます。
最終的に誰も相手を赦す事ができず、全員死んでしまいます。
やはり人に赦しを与えられるのは神様だけなんですね。。
第1位 SAW(ソウ)
【SAW(ソウ)見どころ】
シナリオ、映画のコンセプト、ゲーム性では満場一致でSAW(ソウ)が1位ではないでしょうか。
やはりSAW(ソウ)本家は超えられないというセオリーをそのまま体現してしまいました。
まあしょうがないですよね、SAW(ソウ)1はまさに0からのスタートでこれほどの作品を作り上げたのですから、他の作品はこのSAW(ソウ)の世界観に乗っかっただけの作品です。
そして、SAW(ソウ)は適度なグロがポイントですね。
これが単にスプラッタグロの単なる作品ではここまでスケールしなかったでしょうし、一方でグロもない、作品ではスリルがありません。
スリラーという観点からは間違いなくSAW(ソウ)は業界ナンバー1といってもいいかもしれません。
SAW(ソウ)のおすすめランキングの最後に
結果的にSAW(ソウ)の1~3が順番にフィニッシュしてしまう結果に、、、、、
SAW(ソウ)4以降については正直残虐さばかりが目立ってしまい、はっきり言って違いがどんどんわからなくなっていきます。
SAW(ソウ)ファイナルにいたってはこれまでのSAW(ソウ)シリーズの感謝をこめて点数を高めにつけている人もいますが、SAW(ソウ)4以降の作品はどうも好きになれませんね、、、、
やはりジグソーというカリスマ亡き後は、ジルもホフマンもそれぞれうまくかみ合わず後継者の小競り合いみたいになってしまいました。
ああ、ジグソーに生き返ってほしいです。