映画「ファイナル・デッドコースター」のあらすじ・ネタバレ【死のピタゴラスイッチ】

ファイナル・デッドコースターのあらすじ・ネタバレ

今日はファイナルデスティネーションシリーズのファイナルデッドコースターを紹介します。

デジャビュや予知能力によって死ぬことを免れても死はどこまでも追ってくる!

これを見たらジェットコースターには乗れなくなるかも、、、、

ファイナルデッドコースター

出演: メアリー・エリザベス・ウィンステッド, ライアン・メリマン, クリス・レムシュ, テキサス・バトル
監督: ジェームズ・ウォン

ファイナルデッドコースターの評価とあらすじ

評価: 85/100点

ウェンディ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、高校の卒業イベントでアミューズメント・パークを訪れた。ジェットコースターに乗り込んだ彼女は、乗っているジェットコースターが事故でクラッシュする予知夢を見てパニックになる。隣に座っていた友人のケヴィン(ライアン・メリマン)とともに乗車を拒否した後、実際に事故が起きて乗客全員が死亡した。

ネタバレ解説・感想

ファイナルデスティネーション系の映画は一通り見ていますが、正直好きです。

皆さんはNHKでピタゴラスイッチを見たことがあるでしょうか?いろいろなからくりの仕掛けが合わさってあたかも生きているかのようにボールが流れていく仕掛けです。

あれを見ながらワクワクしていましたが、ファイナルデスティネーション系の映画はピタゴラスイッチを彷彿とさせます。

まるで運命のように神か悪魔かの手招きによってどんどん人が死んでいきます。

はじめは普段の生活の何気ないところから始まり、多くの偶然により出演者は死を迎えます。

本作でもその前提は変わらずジェットコースターに乗って死ぬはずだった若者10数人が、生き残ったあとも死の運命からひたすらに追いかけられます。

それでは死ぬシーンも振り返りながら、本作でのMVPをきめてみたいと思います。

一人目、二人目はイケイケ女子二人組

なんといきなり二人殺されてしまう。なんとももったいない贅沢な無駄遣いである。

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ちなみにこのシーンはファイナルデッドコースターで検索すると予測変換で「日焼けマシーン」と出るほど検索されている有名セクシーシーンである。

たしかに美女二人がセクシーな上に死んでしまうというアドレナリンが止まらない展開にこそっとネットで調べる野郎たちがいてもおかしくはないだろう。

日焼けマシーンという閉ざされた空間の中で火あぶりにされたらたまらないだろうが、いささか、スケールが小さいのでMVPにはなれない。

三人目はイケイケヒップホップ野郎

「ファイナルデッドコースター」の画像検索結果

まあ悪い奴ではないが、いい奴でもないため影が薄い。

かっこつけてるが別に顔もいまいち、唯一の印象はただのスケベ野郎。

まあ死んで当然か、、こいつが一人目でもよかった気がする。

しかも主人公が死ぬのでは、という期待も持たせながら結局「え、前の車にいたの?」というレベルでの扱いなのでもちろんMVPなどない。

四人目はマッチョアスリート

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こいつも影が薄い。ただ、死に方がジムで頭勝ち割られるというマッチョとしては本望かもしれない。

また、ピタゴラスイッチ的な流れがなかったので残念。

また、俺は死ぬもんか!なんていう、このシリーズではフラグというかもうお前はもう死んでいる状態のセリフを言ってしまうあたりがね、、、

五人目は皮肉屋女子

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これはまさにピタゴラ的な死に方でした。運搬機、ボトル、ハンマー、棚、釘などの道具をうまく組み合わせていって綿密に計画された角度、スピード、力加減で見るものを魅了します。

しかも最後はくぎ打ち機で追い打ちをかけられます。

あれは痛い、、、、

キャラクターとしては全く魅力がないですが、運命の死に方は天才的ですので本作でのMVPは彼女でしょう。

六人目はうーん、誰だっけこいつ?

まあとにかく一瞬でご臨終です。

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そして7人目が一度は死を免れた皮肉屋男子です。

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「見ろ!俺は死なない!」という待ってました、例の魔法の呪文を唱えて無事にご臨終されました。

最後 生き残り全員

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え、全員?!ただでさえ、はじめに女子二人でも贅沢だなーと思っていたら最後はまさかの3人全員一緒に死んでしまいます。

もちろんラストにふさわしい予兆もありますし、本シリーズではたびたび出てくる仕掛人ネズミ君の力も借りて無事列車が脱線して終了します。

特にこの最後の予兆は素晴らしいですね、主人公が見回すと電車の中に日焼けサロンや、ファーストフード、日曜大工の工務店そして死と税金からは逃れられない、の広告が目に入ります。

もちろん180という文字も見えます。

まさにラストに向けてのウォームアップができている感じで見ていて楽しめました。

ファイナルデッドコースターの最後に

本作はファイナルデッド〇〇の名に恥じぬちゃんとした出来であったと思います。

それもそのはず。本家ファイナルデスティネーションと同じジェームズウォン監督がメガホンを取っていますから。逆にほかの作品は彼ではないので少し亜流になりますかね。

多少はグロもありますので視聴の際はご注意ください。